human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

生活

アボカドとトマトのサラダ

コロナが流行って外食はほとんどしなくなったのですが、 それでも唯一行っているお店で知ったアボカドとトマトのサラダが、 シンプルなわりに美味しくて自分でも作れそうだと思って、 何度かつくるうちにアレンジするようになりました。画像は最近のそのバリ…

「現実が意識を規定する」とはどういうことか

一例を挙げると、夕方に古本屋に行こうかと思い立ち、 近くのスーパーにも寄れるなと思い、外出する準備をしていて、 リュックとポーチのどちらを持つか、 という判断において、欲しい本がどれだけあるか、 夕食のためやその他買いたいもの、 を行く前から想…

「シミルボン」アカウント作りました。

この一つ前の記事を書評ということにして「本が好き」に投稿し、ようやく100冊目となりました。 前↓に言ってから半月近く経ってしまいました。書評サイトのこと - human in book bouquetなにはともあれ有言実行、 さっそく引越し先の書評サイト「シミルボン…

ゆくとしくるとし '20→'21 1

一年を振り返るというとき、 今年は社会的にはコロナ問題で埋め尽くされていましたが、 僕自身はその影響を直接受けたというよりは、 そのニュースに触れて考えさせられることがとても多かった。 だから、書くならそういう話になる。というより、今年書いて…

『生活世界の構造』読了

『生活世界の構造』(アルフレッド・シュッツ、トーマス・ルックマン)を本日読了しました。長かった。 一年くらいかかったでしょうか。監訳者あとがきを読んで、巻末の事項索引にまで線を引いて、そしてその流れで最初のページから(自分が線を引いた所だけ…

日常生活の抽象とその豊穣

『生活世界の構造』(アルフレッド・シュッツ)を読んでいます。 隔日数ページずつで、現在500ページ少しまで進んだので、たぶん半年近く読み続けています。生活世界の構造 (ちくま学芸文庫)作者:シュッツ,アルフレッド,ルックマン,トーマス発売日: 2015/11/…

書評サイトのこと

https://www.honzuki.jp/user/homepage/no2314/index.html 自分が過去に書いたブログ記事を何かのきっかけでふと読み返した時に、 本について書いてある記事を書評サイトに投稿することが時々あります。さっき、そのようにして投稿したのが97冊目でした。デ…

毎日新聞(2/2 日)、アラブ社会に想像を巡らせる

「ストーリー」という特集記事(たぶん外国の特派員記者が担当するシリーズ)では、アラブ社会のグラスルーツの「風刺の精神」について書かれていました。記事の中では、アラビア語でジョークや小話を意味する「ヌクタ」がいくつか紹介されています。 エジプ…

毎日新聞(1/26 日)と「宇宙空間の豚さんたち」

面白い哲学書においては、論題が抽象的でも、その議論が日常生活と有機的にリンクされています。僕の思う「有機的に」というのは、生活のこまごまとしたことに対する認識を変えたり、些事が新たな意味を獲得したり、あるいは哲学(的思考)そのものが生活の…

毎日新聞(1/19 日)

今週も、日曜版を読んで考えたこと。 1. 俳句を一つ取り上げて、何がしかのコメントを述べる小欄。 その小欄において評者は、交番前につくられた雪だるまを描写した一句に対して誰がその雪だるまを作ったのか、と想像を膨らませる。 近所の子どもだろうか、…

毎日新聞(1/12 日)

なにか、習慣的なことがらに関連して書こうと思った時に、それを書くこと自体が習慣になるかどうかを、書く前から考えてしまいます。 その「先読み思考」が、習慣化できないのなら書く意味はない、という判断材料になってしまうのは、よくない。やってみたい…

香辛寮の人々 2-3 明けない夜に、空けないウィスキー

ティーチャーズを飲むのは今日が初めてだ。 スーパーに置いてあるものでは、シーヴァス・リーガルとジャック・ダニエルが好きだという記憶がある。 ただ、初めてウィスキーを手に取った大学生の頃に飲んだ安酒も、味は覚えている。 今好んで飲む気にはならな…

お盆に姪甥と遊ぶ

先週末、タイに住んでいる兄一家が実家に帰ってきました。 それに合わせて僕も帰省して、午後いっぱいを一緒に過ごしました。9歳になった姪と、3つ下の甥と会うのは2年ぶりでした。 おてんばで多動症的だった姪(「あーちゃん」)は少し落ち着いた反面、「い…

のみのいちへいく

一冊の本を長く続けて読めないことを、能力の欠如(減退)だと思っていましたが、あるいはそれは、別の能力が発揮されたことの結果なのかもしれない。 × × ×電車の中である女性の顔に目が留まり、高校時代の友人に似ていると思ったあと、大学時代のサークル…

ボルダリングジム遠征記録から何を生むか

ここ何週間か、忙しい日々が続いていたのが、今日でひとまず一段落つきました。仕事が立て込んでいるうえ、長距離ランナーの早朝ジョギングのようにボルダリングが完全に生活の一部になっていて、デスクワーク続きで調子が悪くなる前に登りに行っていたので…

香辛寮の人々 2-2 「他愛のある人、自愛のない人」

フェンネルは居間のソファで寛いで本を読んでいる。廊下がゆっくりと鳴る音が聞こえる。フェヌグリークが姿を見せる。 「ここにいたのね、フェンネル。ちょっといいかしら」 「どうぞ」フェンネルは顔を上げて、向かいのソファを手で示す。フェヌグリークは…

エンパワーメントサラダとパウリング

昨日歯医者へ行って、虫歯の治療跡に金属の詰め物をしてきました。 予定では1週間で済むはずが、一度目は衛生士の型取りが失敗して(とはあちらは言いませんでしたが)歯と金属が合わず、けっきょく仮のゴムゴムした詰め物で昨日までの2週間を過ごしました。…

引っ越し後処理完了、ロフトとコーヒー、教訓と繰り返す失敗

引っ越しに伴う移行状態が、今日でひとまず収束しました。 旧居の退去立会いは荷物を引き上げてから間があいて、新居の廊下に積んでいた段ボールは少しずつ数を減らしながらも今日まで残っていました。廊下は狭いので、段ボールがある間はトイレも洗面所もド…

身辺雑記のはずが面倒な話

ずいぶん間があきました。忙しいのは理由の一つですが、「文章を書かずにはいられない」という状況が訪れなかった、ということもあります。 これはストレス、精神的な負荷があまりかかっていないと肯定的にとらえることもできます。 ただ、それだけでもあり…

疾風ドトールの日々、ソファ多難

年始から昨日まで何やかやとバタバタしていました。 今日は久しぶりに家で読書をしていたんですが、 頭は回転速度が落ちない。 新しく始めることが、 変化を生み出すことが、 いくつも重なっている。判断の瞬間に大きく背負うものがあって、 その一歩が「越…

ゆくとしくるとし '18→'19 5(完)

年末年始に書くこのシリーズですが、間が空いてしまいました。 原因は2日から長野へスノボへ行っていたこと、その出発までに書き上げられなかったこと。さっきまで読み返して、加筆修正を少ししました。 勢いで書くと読みにくい所がちらほら、 それから、文…

「高輪ゲートウェイ駅」、愚民思想、鏡と自覚

毎週、2,3日遅れで読んでいる小田嶋隆氏の時事コラム。 その先週のコラム内にタイムリーなテーマが扱われていた。 というのは、僕も同じようなことをこの数日考えていたからだ。 彼らは、 「オレはこういうのが好きだ」 と考えて、広告文案を案出しているの…

【ボルダリング】400円でチョークバッグ自作

チョークバッグは、滑り止めの粉末チョークを入れる袋です。 厳密には、バッグ内に入れるチョークボールの内部にチョークを充填します。 チョークボールは布地のお手玉サイズの球で、握ると生地の隙間から粉が出てくることで、手に粉をつけるもの。 チョーク…

Led Lake, Moon Magic

「いやあ、また発見がありましたね。表面部と深部で異なる主ベクトルを形成することで、結果として領域全体の流れ内での局所摩擦を回避するとは、想像もつかないことでした。あれを観察対象として捉えた場合、流れは近似球面方向にのみ存在して、深度は流れ…

小松菜+カルダモン+セージ=アボカド

レシピメモです。 野菜だしを使った野菜スープの話は前に書きました。 cheechoff.hatenadiary.jpいつも参照している野菜スープ本に載ってない野菜「小松菜」を使って昨日野菜スープ作ったんですが、普段は入れないスパイスを足してみたくなって、小松菜路線…

言葉の青海、類語の泡沫

久しぶりに「Cool Japanese」のタグ記事です。言葉の意味を調べるのに、国語辞典よりは類語辞典をよく調べるのですが、それは正確な意味を調べたいのではなく、類語と比べてニュアンスを確かめたいという意図があります。 厳密に論理的な文章を書きたいとい…

桐野夏生とタカラヅカ

「姐さんは桐野夏生をご存知ですか。……ね、あの人の小説すごいですよね。重いというか、ズシッとくるというか。僕は『OUT』を最初に読んだんですけど、いや、食事中に話すのもアレなんですけど、死体を切り刻む描写にウッときて……そうそう、弁当屋の工場の。…

"walking sincerity"、「行間のある会話」

一昨日に、高校の同級生と久しぶりに会って話をしました。 数年前の同窓会ではロクに立ち話もしませんでしたが、それ以前に在学中もこんなに長く話したことはなかったかもしれません。 聞けば彼女も独立して個人事業で生計を立てているという。 驚きはしたも…

中央線ボルダリング事情

仕事の行き帰りの途中で通えるジムを探していました。 途中とは、主には高井田〜九条間(中央線)か、横堤〜ドーム前千代崎(鶴見緑地線)。 晴れていて特別な用事がなければほぼ通勤は前者の中央線です。これまでに森ノ宮と本町のジムに行きましたが、(前…

ゴミ出しにまつわる自由連想

花巻にいた頃の話。ゴミ袋は市の指定のもので、燃えるゴミ、資源ゴミともに2週に一度のペースで収集へ出していました。 収集所には各地域指定の番号があり、ゴミ袋にその番号を記入します。 僕のところは「南-20-3」だったんですが、住み始めてしばらく経っ…