human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

34日目:中国人観光客、イタリア人、鹿児島の高校生 2017.4.3

41龍光寺→42仏木寺→宿(民宿みやこ) 19.8km (1)天気の良い山道 今朝は歩いていて気持ち良かった。 昨日まで天気の悪い日が続いたので太陽のありがたさが身に染みた。 (2)41のお勤め 丁度お勤めの間だけ中国人観光客の団体のおしゃべりがしていた。 これも巡…

33日目:毎日がアスレチック! 2017.4.2

〔別格〕龍光院→宿(へんろ宿もやい) 18.3km 時々雨 (1)松尾トンネルそばの歩き遍路道 序盤は落ち葉+やらかい土+石ごろごろ+斜め。 頂上まではすぐ。 下りに濡れた岩場。 採石場を通った後の道路沿いの細い道は短いがアグレッシブ。 短かったのでそれほ…

32日目:雨対応、匙加減と感覚、虚実的多元化 2017.4.1

…→大畑旅館 23km (1)雨の事後処理 翌朝になってゲタの鼻緒がビショ濡れなことに気付く。 あわてて新聞紙を数度に分けて巻くが湿り気がとれず。 出発前に「巻きながら履く」を思いついて実行(短冊状に切った新聞紙を巻きつける)。 歩いてみて意外に冷たくな…

31日目:空気であること、余裕と無為、ご縁の磁場 2017.3.31

40観自在寺→宿(よしもと民宿) 22km 終日雨(小雨ではない) (1)一日中雨 今日の雨はけっこう強かった。 全身ほぼズブ濡れでTシャツをスーパー前のベンチで着替えた時にしぼれるくらいだった。 おかげで休憩なしでぶっ続け2時間歩いたり(集会所?の駐輪場…

30日目:転倒談義、風流について、人との出会いはナマモノだということ 2017.3.30

39延光寺→宿(秋沢ホテル) 22.8km (1)地蔵峠 上りは車道で楽々だったが下りが大変。 下り斜面は傾斜がゆるいのスピードを出していたらゆるい土壌に足をとられ、 しかも落ち葉に隠れてその辺一帯がゆるかったので危険回避の二歩目も捕まり、 よく覚えていな…

29日目:農家民宿でどぶろくにハマる 2017.3.29

真念庵→宿(今ちゃん) 17km (1)新ゲタ 今日から3足目。 前日に宿で調整した鼻緒は良好。 キツすぎず、左親指のタコ(××?[判読不能])も痛くない。 今日の自然道歩きで両足とも[鼻緒が]若干伸びて、たぶん丁度良い感じ。 ゆるくなってきたら布etc.を挟んで…

28日目:足摺岬周辺 2017.3.28

38金剛福寺→宿(くもも) 26km (1)あしずり遍路道 岬の直前で入った道が崩壊していた。 木がまるごと抜けて竹の群が道に覆い被さり、通行不能。 やむなく引き返す。 余裕があれば頑張ったかもしれないが… 結果的に今日は余裕がなくなりました。 (2)足摺岬の…

自然(じねん)と他力縁願

河合隼雄の、外国での講演録を息子さんが訳した本を読んでいて、 出典がなんだったか、 町の人々が近々こんな服装を着た高僧?が町にくるという夢(お告げ?)を見て、 実際に来た人は侍だったのだけど町の人がみなその侍を崇めるので、 その侍は実際に高僧…

色即是空、お布施、命の重さ

江戸時代のお伊勢参りのマンガを読みながら考えたこと。てくてく ~東海道ぬけまいり~ (1)作者:山崎浩リイド社Amazon今でいうボランティアと、 お布施、またはお接待の感覚は、 違う。「情けは人のためならず」 という言葉は、その誤用でない正しい意味の…