human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

 -湯治(玉川温泉)

曲に刻む経験の強度、脳内BGMについて

『菅野満子の手紙』(小島信夫)の派生で『白衣の女』(ウィルキー・コリンズ)を読んでいます。 語り手が複数いて、「それぞれの場面で最も適切な者が語る」みたいなことが序文に書いてあります。 今日は一日読むかと思っていましたが、その一人目の手記が…

身体基準の時間/大噴 - おおぶけ(湯治記3)

温泉皮膚炎はその実質的症状としてはほぼ消失しつつあります。かゆみをおぼえる箇所はなくなり、発疹もとれて褐色の跡が残るのみです。 消えるまで一月をみていましたが、実際のところ1週間で済んだようです。 「首筋を撫でると爬虫類のようだ」という先々…

岩泉ヨーグルト、季節野菜カレー、筍チャーハン(湯治記2)

温泉に行った前後で体質の変化がいくつかあります。まずは、食事量が増えたこと。旅館にいる間は温泉に入りまくっていたし(別途書きますが、1週間の後半では「1回の入浴で大浴場に2時間滞在×4セット=8時間」という、まさに飯・風呂・寝るの三拍子で一…

六畳間、川の音、畳の親しみ(湯治記1)

皮膚炎は治まりつつあります。 それに従って、湯治の結果も見えてきました。一番治したかった首の「危険な凝り」は、7,8割は良くなったようです。 また、通常時の首の回りやすさや、デスクワークや読書などで長時間動かなかった後の首の固まりやすさも改善さ…

湯治はおうちに帰ってからも続きます

湯治の話です。秋田から帰ってきて、治療が終わったと思ったのが間違いで、 第2フェーズが開始されている印象を僕自身の身体から受けます。 まず玉川温泉はゆったり浸かって疲れがとれて「ふう☆」みたいなお気楽な温泉ではなく、 娯楽施設ではないと旅館側…

湯治へ

明日からGWなので、まるまる使って玉川温泉へ行ってきます。 7泊8日。 帰ってから、何か書ければ書きます。www.tamagawa-onsen.jp × × × 5/29帰ってきました。 本当にあっという間の1週間。半端じゃなかったです、湯が。 入ればスパッと元気になる、とい…