human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ぶち猫の篠笛袋

をありものでつくりました。布地は50×50の手ぬぐい(デスクワークをやっていた時にディスプレイをかさ上げする台として数冊の本をくるむために買ったもの)、紐は(たぶん)無印良品で買ったタオル的なものをくるんでいたもの。篠笛は竹で穴が等間隔にあいて…

小島氏短編とT-Gen氏 @図書館

昨日『白衣の女』(ウィルキー・コリンズ)を読了したので、今日府立図書館へ行ってきました。返すついでに借りたのは小島信夫氏の短篇集成1と『「あの戦争」から「この戦争」へ』(高橋源一郎)。 タカハシ氏の本は偶然見つけ、目次を読むとまさに今借りよ…

重しと休憩と「ナンバ歩きの方向転換」のこと

本ブログのタイトルを若干変更しました。 意味不明ですが気にしないで下さい。 正直になった証を立てました。 × × ×88回行けば…ということを少し考えていたんですが、一本歯ウォークデイを数えるのはやめました。 毎回書く必要が、最初の頃はあると思ってい…

自分の芝で

ちょっと正気に戻りました。「考えたくないこと」と昨日書いて気にかかっていました。 主観的に言えばそれで間違いはないんですが、ちょっと離れて見ればそれは「考えを強いられること」です。 強いられる、という言葉は強いですが、何事も縁として見る自分…

分析的でない文章、花見の第二十八歩

今日は三食の内容も含めて昨日と同じ、判を押したような日でした。 こういうことになりそうな時は敢えてちょっと違ったことをしてみるのが常でしたが、やってみるとこれはこれで悪くない。自分がなにを考えているか、というよりはなにを考えたくないかが行動…

宇宙刑事の第二十七歩

cheechoff.hatenadiary.jp前の記事↑の最後に書いた予告通り、高野川を一本歯で歩いてきました。 予告するつもりで書いたのではなく、何げなく書いていて予告しようと思い立ったからなんですが、書くとやはり有言実行で勢いがつきますね。さて、漢字二字のル…

ものういゆうぐれ

膝の調子は相変わらずです。膝の裏の、膝とふくらはぎの境界あたり(これはふくらはぎなのか?)が、ちょっとした時にぴしっと来ます。 前も書きましたが、歩けるんですが本調子でないという気分は影響が大きくて、一日中歩こうという気にはなれずまた夜前に…

浮きめクロールと手甲装着開始

昨日の夜にプールに行って、平泳ぎで膝を痛めました。 普通に歩くのに問題はありませんが(ということを今日MKボウルまで行って確認できました)、段差のある所で少々痛みます。 引き続き静養した方がよいようです。 出歩くのも図書館くらいに…そうだ、プー…

万霊の第二十六歩

おととい、昨日とゆっくりして、今日は久しぶりに一本歯で高野川を歩いてきました。まだ疲労が残っていましたが(足首の痛みというかしこりというか滑らかでない感じが気持ちよくなかったですね)、歩くうちに慣れていきました。 歩き方についても、やはり普…

二ノ瀬〜雲ヶ畑

昨日はへとへとだったので帰って風呂をはって浸かり、夕食を作って食べると体力気力共に底をついたので寝ました。 帰ってきたのが8時半で、道中も帰って風呂に入る間もそれほどお腹は減っていなかったんですが、夕食を食べているうちに空腹を自覚してきたよ…

大文字山〜比叡平〜近江神宮

今日の全行程を書けば、 大文字山(火床下部経由) 〜比叡平 〜皇子山カントリークラブ近辺 〜近江神宮 〜近江神宮駅(京阪)となります。 11時半に出て、帰ってきたのが19時半で、座ったのは駅で電車が来るまでの数分だけ(ほんとは立って待つつもりだった…

曲に刻む経験の強度、脳内BGMについて

『菅野満子の手紙』(小島信夫)の派生で『白衣の女』(ウィルキー・コリンズ)を読んでいます。 語り手が複数いて、「それぞれの場面で最も適切な者が語る」みたいなことが序文に書いてあります。 今日は一日読むかと思っていましたが、その一人目の手記が…

減速の第二十五歩、歯の磨耗と脚絆問題

今日はラナーバイキング→加茂川下り。 なぜかいつもより多く食べてしまい、歩き始めが大変でした。 (帰宅後も変わらず満腹で、泳いだら吐くと思ったのでプールは行きませんでした)最近気づいたというか、現象自体は知っていたんですが歩行に影響が出ている…

元同僚と会う、魚心の第二十四歩

今日は北大路ビブレで元の会社の同期Iくんと食事してきました。 京都で知人とまともに話をするのは初めてですね*1。 そのこと自体はどうということもなくなってしまいましたが。辞めた者同士が別天地で再会するというのもなかなかなものです。 本当は僕が京…

街で求職と買い物、転換の第二十三歩

今日は烏丸御池のハローワークに行ってきました。修行と両立できて生活リズムが整うようなパートを探します。 希望職種に「未定(職歴問わずなんでもいい)」、その他備考に「PCをあまり使わない仕事、事業規模10人以下」と書きました。どんな仕事があるでし…

這箇の第二十二歩

今日も高野川ナイトウォークへ。 × ×と、いきなりですがちょっと引用します。 雲厳曇晟(うんがんどんじょう)が薑園(きょうえん)で働いていた時、同参の道吾(どうご)が云うには、 「黄身は只這箇を鋤き得るが那箇はどうするつもりか。」 と。雲厳答えて曰わく…

疲労の第二十一歩

昨日の疲れでぐったりしていたんですが、今日は日暮れ後に一本歯で歩いてきました。足に溜まった疲れのせいと、あと今日は体感として今期いちばんの冷え込みだったせいで、終始ふらふらしていました。 ふらふらというのは踏ん張り時に下駄がぐらつくことで、…

大岩〜樋ノ水峠〜貴船山

今日は日中歩いてきました。もちろん靴で。「京都歩き」は前回の街歩きから2週間ぶりです。 右足裏の魚の目(ができていたところ)はほとんど痛みませんでした。 最後が岩場でちょっと痛んだかもしれませんが、気のせいかもしれません。 「ほぼ完全復帰」で…

公案の第二十歩

今日は府立図書館へ。歩いて片道30分くらいなんですが、今日は歩いている間も図書館にいる間も帰ってくる時も、魚の目は痛くなりませんでした。 一番痛い時(スピール膏を貼っていて出っ張っていたせいが大きいですが)は歩いていると痛くて、そうでなくても…

アフリカンなジャズ曲を聴きました

料理と食事の間によくラジオを聞きます。NHKをよく聞くんですが、土曜の10時からだったか、ゴンチチがパーソナリティをやっている「迷宮喫茶」という番組が、かける音楽もトークも落ち着いていて好きです*1。 この番組では日ごとに決められたテーマに沿って…

クロール+古式泳法(の兆し)、考察の第十九歩

今日は夕方まで『菅野満子の手紙』(小島信夫)を読んでいました。前に一日本を読んだ日(外出せず、プールも行かずほんとうに一日中)があって、その翌朝に背中が痛くて目が覚めるということがあって、思えばデッキチェアにもたれて読んだり一人用ソファに…

持久の第十八歩、「がんばりすぎだろ日本人」

今日から12月なのですね。 そんな気がしないのは寒くないからでしょうか。近所のマンション工事で使ってるユンボの機種が小さくなってました。 というのはいつも8時半くらいから始まる工事の音で目が覚めるんですが、今日は起きた時が静かで(時計は10時半)…

鳥歩の第十七歩

今日も昨日と同じように高野川で歩いてきました。気づいたこと、考えたことをいくつか書いておきます。 (1)軸足意識へのシフト 前回(昨日)に歩幅が広がった話を書きました。軸足(踏み出す方とは違う足)をなるべく長く地に着けておくことで歩幅が広がるん…

遊歩の第十六歩

今日はブレークスルーがありました。ナイトウォークを終えて帰宅した時にあった「これはすごい」(今風にいえば「やばい」くらいのニュアンスです)という感覚のリアルさはその後プールで泳いでいる間に薄れてしまいましたが、なんとか当初の驚きを言葉にす…

川に佇む

禅のことばで水は流れず橋は流れるなどという。 論理ではないらしいから考えてもしかたがない。 しかし流れない水には興味をひくものがある。水たまりやバケツのほかはだいたい水は流れるものである。 流れない水が水たまりやバケツではなく流れている水であ…

"めめ"の話

目は見るものを見るためでなく、見ないものを見ないためにあるのではないかと思うことがある。もちろん手や足もそうだが目も目的があってついているわけではない。本人の意思というよりは(それもいくぶんかはあるかもしれないが)結果として手や足があり、…

精進の第十五歩

今日も一本歯で歩いてきて、三日連続です。この三日とも1時間超歩いて、足に特に支障はありません。 親指のできかけのタコもなんとか収まってくれています(現状維持か快方に向かっているのかはよくわからない)。 右足親指付け根の魚の目は、一本歯で歩い…

「苔バム」作成、地道の第十四歩

cheechoff.hatenadiary.jp今日は前↑に書いた通り、山頭火の日記を読みに図書館へ行きました。 前回見つけて今日読み始めたのは日記の原本ではなく、注釈や解説の入ったこの本↓です。山頭火・放浪の旅作者: 仲江健治出版社/メーカー: ジャパンインターナショ…

慣性の第十三歩(「下駄に預ける」)、足指の成長記録

今日は朝食が遅かったので、夕方にラナー*1をバイキング食堂で食べた後、加茂川を一本歯で下りました。 前回と同じ道のりです。足裏は治療中なんですが、右足親指の付け根の魚の目は一本歯を履く時には支障はなくて、あと実は靴をストックしていた新品(何年…

死者として

cheechoff.hatenadiary.jp 一昨日のこと↑ですが、遍路について調べた時に四国八十八ヶ所についての論文集みたいなものをちらりと読みました。「四国遍路における装備の由来と歴史」という項目に惹かれて拾い読みをしたのですが、杖は大師(空海)であって宿…