human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

浮きめクロールと手甲装着開始

昨日の夜にプールに行って、平泳ぎで膝を痛めました。
普通に歩くのに問題はありませんが(ということを今日MKボウルまで行って確認できました)、段差のある所で少々痛みます。
引き続き静養した方がよいようです。
出歩くのも図書館くらいに…

そうだ、プールはクロールで進展というか変化が最近ありました。
手を掻く時間間隔をこれまでわりと長くとっていて、それは一掻きで進む距離を伸ばすためである程度その通りであったのですが、最近「身体が沈まないように泳ごう」と意識し始めて、すなわちなるべく水面に近い高さを保って泳ぐということですが、そうなると必然的に一掻きごとの間隔は短くなるのですが(バタ足は身体を沈ませない程度で、身体を浮かせるほどには機能していません。何せ腕一掻きに対して1or2バタなので)、そうやって早く(速く、ではありません。掻くスピードは意識の上では変わらない)掻いても25mを泳ぐストローク数にほとんど差がない時があるのでした。
それはつまり泳ぐスピードとして速くなっているということで、まあ少しは嬉しいです。

早く掻きつつ波に乗れる(掻く動作の進行に関わらない成分を減らす)ようになればブレイクスルーになりそうな気がします。

 × × ×

さて、今日は加茂川沿いを2時間ほど歩いたんですが、早速今朝届いた手甲をつけて出掛けました。

手甲と脚絆(脚絆はもうすぐ届きます)を試すに至る経緯は一つ前の記事に書きましたが、プロテクターとかではなくこれらの装身具を選んだ直接のきっかけは以下の記事を読んだからです。

第156回「手甲(てっこう)と脚絆(きゃはん)」 | 香杏舎銀座クリニック

手甲も脚絆も、直接手首・足首に巻くわけではないが、それぞれ回転のための二本の骨を締め付けることで骨頭の位置にあたる手首・足首の不都合(バランスの崩れ)を抑制できる、という仮説であると読みました。
自分の左手首の痛みの原因がこれかどうかは分かりませんがそうだとすれば儲け物で、目下のその問題とは別に歩行における疲労軽減になればこれは大変ありがたい。
特に効果を急いで得たいわけでもないので、日々歩く中で付けたり外したりして効果があるかを身体で確かめてみたいと思います。

で、話を戻して今日は手甲をつけて歩いたのですが、腕をねじる動きに対して手甲の締め付けが抵抗となっているとまず感じました。
それから「いちばん"抵抗"を感じない手首の角度が『負担が少ない』ということではないか」と思ったんですが、これは今日歩いた限りではよくわかりませんでした。
この"抵抗"の要因はたぶんいくつかあって、自分が今知りたい「2本の骨の絡み具合」(?)とは別に「手甲と腕の皮膚表面で擦れることによる抵抗」が働いていて、自分が感じているのは後者ではないかと歩きながら思っていました。
今これを書きながら左腕だけ手甲をはめていて、ゆったり座りながら左腕をひねってみると前者の抵抗もわかる気がしないでもないですが、まあやっぱりよくわかりません。

今日歩いた後の左手首の状態は、素直にどちらかといえば、悪化したような気がします。
そして手首の小指側が痛いことに今日気づきました(いや気づいたのではなく悪化した結果かもしれませんが)。
左手首に関してはプロテクターの使用も検討しつつ(幸い近所の薬局で見つけてはいます)、もう少し様子見をしてみます。
(手首が冷えるのが良くない気もしますが、これは今の季節どうしようもありません。意固地にまだ手袋を使っていませんが、使った方がよいかしら)

あと、手甲の効果として和歩の歩き方にも変化を与えるのではないかと考えています。
これも今日歩いただけでは未知数ですが、手甲をつけた方が歩行における「手(腕)の存在感」が増すのは確かで、歩行に対して全身を導入するという方針にプラスにはたらく可能性があります。
また手甲によって手首や腕をひねらない歩き方になるとすれば(換言すると今までの歩き方が無意識のうちに手首や腕のひねりを何らかの形で利用したものであったのならば)、手甲をはめることによる歩き方の変化は必然となります。
これと同じことは脚絆にも言える気がしていて、これらの使用の有無で手足の疲労だけでなく歩き方がどう変わるかもじっくり観察したいです。

この歩き方の変化が靴で歩く時より一本歯で歩く時の方が大きいかもしれない、という予感もあります。