human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

経済だけじゃない、『日本経済に関する7年間の疑問』(村上龍)

『日本経済に関する7年間の疑問』(村上龍)を読了しました。本書は新書なんですが、村上龍が新書を出してるんだと興味をそそられて手に取りました。 経済の本を買ったのは久しぶりで、今の僕は学問としての経済に興味はないのですが(院生時にスティグリッ…

芸術と反権力

は似ているな、と思うリンクがありました。 芸術は意図を超えて反権力的だし(例はいっぱりありますね)、反権力は時に芸術性を帯びる(0円で国家作った人いましたね)。 言葉というのは人間にとって厄介なもので、表記のうえではそれが否定されていてもあ…

「どちらの生き方を選ぶか」?

その結果、抑ウツ傾向のないふつうの人は七五パーセントも当たると当てた(傍点)と思い、何の根拠もないのに、状況をコントロールしていると思うのです。しかし、抑ウツ傾向の人はそうではありませんでした。たとえ七五パーセント当たっても、状況をコントロ…

未知が導く好奇心

『自己チュウにはわけがある』(齊藤勇)を読み始めました。 高一で読んだ本の再読シリーズ第三弾です。心理学の実験の話(被験者が先生役で、サクラの生徒役に電気ショックを与えるとか)が豊富に出てきて、想像しやすくて書かれた理論(というほど堅くなく…