human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

 -森博嗣

sense of sensorについて

愛の対極にあるのは憎しみではない。無関心である。美の対極にあるのは醜さではない。無関心である。知の対極にあるのは無知ではない。それもまた無関心である。平和の対極にあるのは戦争ではない。無関心である。生の対極にあるのは死ではない。無関心、生…

リアリティについて

一般に、ミニカーやプラモデルの車は、実物よりも幅が広げてあります(そのうえシャコタンになっています)。そうしないと本ものらしく見えないからです。縮尺のままでは実物らしくないわけですね。鉄道模型でもそういったデフォルメがあります。模型の設計…

回転木兎について

変な比喩かもしれませんが、世の中には、人に見られていなければ100mをもっと速く走る人間がいるかもしれないわけで、「日本一」とか「世界一」というのは、「人に見てもらいたい人間の中では日本一、あるいは世界一」という意味ですよね。(…)柔道などの格…

マイナについて

たぶん、アンチ巨人、というか、主流派が嫌いなのですね。メジャよりマイナを支持したくなるのが基本姿勢かなって思います。 たとえどんな正義であっても、人々が一致団結するのって、とても恐いし、戦争の前兆というか、臭いがそんなところにあると思うので…

境界について

たとえば、街角で笛を吹いていて、通行人の興味をひく人がいたとしよう。(…)多くの通行人は、数秒間だけ笛吹きが奏でるメロディを認識するに過ぎない。多少歩を緩めるくらいだろう。だが、ある人は、たまたまその笛の音に感動して、彼に歩み寄って話しかけ…

選択の自由について

だいたい、右利きと左利きってやつもそうですよね。森の場合、どっちって決めてないのです(笑)。もちろん、新しいものに対して最初はちょっと慣れませんが、じきにちゃんと新しいインターフェースが自分の中に形成されるんですよね。つまり、人間にはその…