human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

「板β食ーべたい」話

タイトルは嘘で回文ですが、あの「ABCビスケット」のイメージです。

何の話かといえば、βからの連想です。
なぜβかといえば、さきほど読了した本のことです。
このシリーズは久しぶりに読みました『ジグβは神ですか』(森博嗣)。
凄いとしか言えません。内容の話はしません。

読むきっかけは前に自分の部屋で同期飲みを開催した時に、
寮の同階のN氏が本棚のGシリーズを見て「これの新しいの持ってる」と言い、
「β」と「γ」と、あと「赤目姫」を借りられることになったのでした。
そのかわり僕は「Φ」から「η」までを貸してあげました(彼は未読だった)。

 Gシリーズについては森博嗣氏のHPを貼っておきましょう。
 浮遊工作室 (ミステリィ制作部)

貸し借りをしたのが昨年の暮れで、恐らくN氏は全て読み終えているはずです。
が、僕はまだ「β」のみで、しかも続けて読もうという気がなくなってしまいました。
まず数ヶ月は「もつ」し、その気になれば数年はいけるかもしれない。
N氏には悪いですが、「γ」はしばらく持ち越しにしたい気分であります。


再読了、とありますが読書記録によれば最初に読んだのは2010年です。
たしか「β」が新刊で出た時に、ゆっくり読み直ししようと思ったのが2013年。
その「ゆっくり」とは、読み直している間にシリーズ最終巻が新刊で出てくる…
という希望的観測はもちろん叶わず、再読も「τ」で止まっていました。

今はもう読む順番のこだわりはほとんどありません。
森氏がエッセイか何かで「どれが最初でも読めるように書いている」と言っていた。
もちろんシリーズの順番に従えば、ある秩序(時系列とは限らない)のもとに読める。
が、それは氏の提示する一つの読み方でしかなく、氏はとくにそれを推奨してはいない。

どれから読んでも、"数奇にして模型"なわけですね。

さて、ツイートを貼ったのは今回も思いついたからでした。
内容とは関係ないですが、「Φ=地球」はそれなりに解釈ができます。
が、今回は輪をかけて関係がない。
すなわち、「β=ミジンコ」です。

一度言われるともう頭から離れない…ふふふ。

ミジンコが泳ぐ様→  〜β 〜β