human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

マトリックスと目鱗

本記事はメモです。

 × × ×

https://twitter.com/three_turner

たしか去年からツイッターで細々と鎖書店の選書メモを発信し続けていて、
けれどフォローを全くしなかったので発信力という意味では弱いなとふと思い、
フォローを始めることにしました。

ただ本アカウントはネット上の情報収集の成果を発信するものではないので、
他のアカウントのリツイートはせず、
また表示もしないことにしました(調べると、ミュート機能があるのですね)。

それで、ツイッターに引用した本の著者名で検索して、
著者ご本人やその著者に関するツイートをしている方々を、
一冊につき一人、唐突にフォローするというルールを決めました。

以上は仕事の話で、かつ経緯で、以下から話はがらりと変わり、

甲野善紀氏のツイートを見ていると光岡英稔氏のリツイートに、
身体運用に関する考察として興味深いものがありました。
ただ、今このことについて掘り下げるタイミングではないので、

そのメモです。

でも思いついたことをちょっとだけ…

マトリックスは観ましたがあまり覚えていませんが、
えー、なんだっけな。

目から鱗が落ちる」という諺があって、
その目鱗は油断しているとどんどん嵩が増えていくもので、
意識してふるい落す習慣(機会をもつ、ということですが)をつくらねばならない、
という記述をなにかの本で読んで、
光岡氏のいう「幾層ものマトリックス」、「剥がした先に身体がある」という、
このマトリックスも目鱗と同じようなものだと思います。

だから、いつでも身体にダイレクトにアクセスできる状態を保つ、
というのは現代社会の日常生活では非常に難しくて、
アクセスの具体的な内容はそれこそ深淵なんですけど、
そもそもその入り口、作業開始の準備自体も大変だと。

それはそうで、
でもその「準備」に手間のかからない生活、生計の立て方もできるはずで、
(それには現代社会に流されない、いや抗う姿勢が必要です)
そういう視点はつねに持っておきたいです。