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お遍路天狗の京都修行日記

ただいま一本歯で四国遍路中。

賀茂川界隈を歩く/正伝寺、上賀茂神社、プチ路上観察

2000字~ 生活 歩く@京都

今日は正伝寺→MKボウル上賀茂→上賀茂神社というコース。

鴨川デルタから賀茂川を上り、河川敷の終点まで着きました(橋の名前を忘れましたが、通学橋の一つ手前の橋の直前)。
右岸に見覚えのある建物が…と近づくと、懐かしのMKボウルでした。

MKボウル上賀茂

たしかMKタクシーという京都のタクシー会社が運営していて、ボウリング場なんですが一般開放の社員食堂がついていて、そこが500円で食べ放題のバイキングだったので院生の頃にたびたび通った覚えがあります(たしか"てら"に教えてもろたんやなかったかな。二人でよく行きました)。
昔は無類のボウリング好きだったのでボウリングもしたはずですが、あまり記憶はありません。
今はほとんど興味が湧かないからですかね…。

追想はさておき、建物に入ると改装されており、1F入口のすぐそばにバイキングの店が移っていました。
昔はごたごたした廊下を何度か曲がって社務所とかリネン室とか「うちわ」なエリアと並んたところにあったんですが、より一般向けにしたようですね。内装もすっきりしていました。
ただ店の中にトイレマークがついたドアがあり、ふつうにトイレだと思って開けると廊下が続いていて、奥に進んで曲がって進んだら社務所の手前にトイレがあって、ふつうの店だと思ったらびっくりするんですが(「トイレ奥に秘密の抜け道が…!」的な)、改装前を知ってる人には「こういうのは変わらんなあ」と思える仕掛けでした*1

バイキング*2では主食は抑えめ(唐揚げ4個)で、副食というか小皿系を(品種的に)たんまり食べて、夕食がいらないくらい満腹になりました。
最初から量を諦めている姿勢がもう年ですね…昔(高校〜院生前半)は食べ過ぎて体調崩しても達成感に浸れたものですが、バカですね。バカでした。

「向こう見ず」という心意気は今も変わらず秘めている(=ここぞという時に発揮したい)のですが、その発揮・追求の仕方がわかりにくくなったというか、抽象的になりました。
成長または加齢に沿った変化だと思います。
案外長生きするかもしれません。唐突ですが。

正伝寺

さて、先にMKボウルの話を書きましたが、時系列的には正伝寺に行ったのが先でした。
「さっき朝食べたばっかりやしな」とMKボウルを横目に立ち止まり、北西に見える「妙」が気になったので「あそこ行ってから戻って食べよう」と方角を頼りにふらふら歩き始めました。

「妙」というのは五山送り火の妙法の妙で、何の山かも知らないのですが(でも五山と言いながら送り火6つあるよなと思って調べたら「妙」と「法」は同じ山で焼いていることは突き止めました。えへん)、「大」に登れるなら他もそうだろうと思ったのですが…

どうも火床の手前にカントリークラブが広がっているらしく、民家の並ぶふもとに沿って歩いても登山口は発見できませんでした。
そのうちお腹がすいてくる気配がして、「あんまり無理するのもなあ…」と思ったか思わないかのところでお寺を発見したので「今日はここまで」にして入ってみました。

以下、「正伝寺」というお寺の写真。
歴史は鎌倉時代に遡るらしい。へえ。

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入口。ここに来る道は落ち着いた住宅街です。賀茂川からすぐではない。

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敷地内は鬱蒼としていて静かです。池がありました。

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本堂に着くまで道のりがあります。通り門を抜けた先から眺める。

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なだらかな階段の先に本堂があります。建物の前で一礼し、拝観はしませんでした。

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見上げる。小さな紅葉の逆光のシルエットに惹かれました。
普段あまり感じることのない「光の繊細さ」がそこに表れるからでしょうか。

小休止

正伝寺を後にしてからは上記の通りMK食堂で遅めの昼食をとったんですが、その道すがら撮った1枚をタイトルつきで載せてみます。

タイトル:野生温室
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草むらの一画に放置されたプレハブ小屋があり、写真では見づらいのですが小屋の中は草むらよりも緑が繁茂しています(ドアの透明部には全面に草が見えます)。温室として建てたわけではないが結果的に温室的効果が如何なく発揮されている…解題するとこんな感じになります。

赤瀬川原平氏が主催していた「路上観察」をイメージしてみましたが、どうでしょうか。

上賀茂神社

ご飯のあとは賀茂川を下って帰るだけ、のはずでしたが、せっかくなので上賀茂神社に寄ってみました。
7年前、M1の時に初詣に来て以来です*3
暗かったので景色はいまいち記憶にありませんが、たき火にあたってぬくぬくしたことは覚えています*4

以下、上賀茂神社で撮った写真です。
今さらだけど、なんか観光してるみたいやな…。

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オーソドックスに正面の鳥居。

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同じ鳥居の勇姿を近くで。夕日をバックにして「夕姿」でもある。

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詳細は失念。神社で赤は映えますね。
赤ってきつい色なのに漆だと全然きつくないのが不思議。

賀茂川の下り

上賀茂神社を出ると、賀茂川に戻ってあとは下って帰りました。
カメラを持って出るとついあちこち撮ってしまいます。
夕暮れがきれいだったので河川敷で1枚撮りました。

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植物園のあたり、賀茂川東岸より西を臨む。

ちなみに「夕焼け補正」(デジカメの機能)をするとこうなります。
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盛り過ぎですね。
実際は両者の間くらいなのですが…夕焼けはやっぱり生がよいです。



なんだか観光記みたいになりました。
カメラを持ってくとこうなっちゃいますね…いいんですけど。

あと帰りに叡山電鉄出町柳駅を通り過ぎる時に思いついたんですけど、近いうちに鞍馬に行ってみようと思います。
(近場で、というか家から交通機関を使わずに歩ける範囲をそろそろ網羅しそうなので)
メインは歩き回ることですが、ゆくゆくは一本歯で鞍馬山を登ることも視野に入れつつ訪れようかと(さすれば晴れて「鞍馬天狗」に!)。
もうすぐ紅葉のシーズンでもあります。

*1:>旧姓てら氏
京都に来るようなことがあればまたMKボウル行きませう。もちろん歩きで☆

*2:今はちょっと値上がりして550円になっています(あと60分という時間制限あり)。でも昼も夜もこの値段だから、かなり良心的ですね。

*3:と思ったんですが、過去のブログを見るとこの年も石清水八幡宮に行ってますね。あれ、いつ行ったんだったかな?

*4:いつからか毎年欠かさず年の変わり目に石清水八幡宮に初詣に行っていますが、いつも最後にたき火にあたってから山を下りています。じーっと炎を見つめ、燃え始めの下の方や火の粉になって飛び散る上の方を見たりして体が暖まっても炎の生態(?)観察に余念がないのですが、たき火といえば最近読んだ『神の子どもたちはみな踊る』(村上春樹)の短編「アイロンのある風景」を連想します。特に何が起こるわけでもないんですが、「たき火っていいよね…」としみじみ思えるステキなお話でした。そうだ、あの話の中に出てきた『火を熾す』(ジャック・ロンドン)は一度読まねばと思ったのを忘れていました。どこかで読もう…図書館で借りようかな。