human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

満腹の第十二歩、カナ・リ・タコ、ゴム問題

今日は昼食兼夕食(あまり聞きませんが)としてMKボウル上賀茂食堂へ行ってきました。
出たのが夕方前で、大体歩いて1時間前後かかるので食後には日が暮れるので、一本歯を持っていき帰りに履いて帰りました。
バイキングでたらふく食べた後、特に時間をおくことなく歩き始めました。

長期的な一本歯歩行において大きな不都合はないなと感じたのですが、解決すべき小さな不都合というか問題として、「親指の擦れ」をなんとかする必要があります。
何度か前から両足とも親指の(もちろん足の裏の)皮がめくれつつあったんですが、今日歩いてそれが破けたかタコが生じたか、ヒリヒリした痛みが発生しました。
親指と下駄の台とが密着し切れずに擦れるのは鼻緒(の前の部分)に問題があるからで、歩くごとにちょっとずつ緩んでいるのを自分で調節しているのですが、その調節後もまた歩きながら緩んでしまっているので、当然よくないですね。
以前ネットで調べていて「ワッシャを使った鼻緒が緩まない締め方」を見つけているので、どこかで試してみてもよい気がします。
履物屋に行くよりはこちらを先にやってみようかと思っています(左足は一度鼻緒が切れたから手ぬぐいで仮留め状態のままだけど、右足はいちおう履物屋で調整してもらった購入時のままだからです)。
もう少し親指の様子を見てから…といっても歩けなくなる(という以前に歩きたくなくなる)のは困るので、早めに対処せねばなりません。

あと、あまりにも常態化して対処を忘れていたのが右足の親指の付け根のタコで、今さらながら調べてみると↓これはタコではなく(タコって痛みないのを言うんですね)魚の目(タコの進化形態?)でした。
芯もあるし、一部で内出血してるし(これは血豆?)。
welq.jp

魚の目が痛くなるのを歩行体力のバロメータにしてたんですが、習慣とは時に恐ろしい発想をするもので、さっさと治療しろよという話ですね。

で、近所に治療できるところもあるみたいですが、とりあえず薬局で買える市販品から試してみます。
魚の目氏とは長い付き合いなので、治療もゆっくりでよいと思っています。

タイトルは「タコ多発」の意味ですが(でも知っている人は知っている)、実際は魚の目1つにタコ2つですね。
いや、後者はまだ固まってないから「イズ・レ・タコ」かな(笑)


タコの話はこれくらいにして、今日の一本歯ですが、(満腹だったので)お腹に負担をかけない=胴体をあまり上下に揺らさない歩き方がわりとできたように思います。
歩幅は狭いですがこれはゆくゆく改善する(されてゆく)として、まずはこの「身体に(局所的に)負担をかけない歩き方」を慣らすところからです。

というところで、今歯底は何もつけていないんですが、衝撃吸収用のゴムをつけるかどうかを悩んでいます*1

地肌や草むらの道はいいとして、石畳やコンクリートの道を歯底むき出しで長時間歩けるかどうかが、まだ判断がつきません。
橋の下の石畳を歩く時なんか「カツンカツン!」と本当に「!」を付けたくなるほど爽快な音がするんですが、まあ音そのものはいいとして(近所ならまだしもいざ遍路に行けばそんなの気にしてられませんし)それだけの音がなると足への負担が気になっていて、でもそれくらいはなんとかなる、「補助具なしの一本歯」で行ければそれはそれで意味があろう、とも思っているのです。

四国遍路の道がどういう道なのか、具体的には、コンクリートと自然道の比率(自然道と言っても地肌と草むらと砂利と石畳とでそれぞれ負担の程度が違うのでこういう考え方をする時に面倒ですが)といった数値が実は前回「そろそろ調べなければ」と言った内容の最重要点でもあるんですが(しかしどう調べればいいんだろう?あまりネットは使いたくない…なんて言ってられるのかどうか。とりあえず図書館行きますが)、その数値がどうあれ公共事業真っ盛りの高度成長期を経た現代のことだからコンクリート道がけっこうあるはずで、じゃあ一日中コンクリートを歩く日なんてのも想定しておいた方がよいのでしょう。
その訓練場としては、御蔭通から比叡平に抜けるドライブウェイがいいのかなと、前に日天寺に行った帰りに少し通った記憶をたどって考えています。
歩道はないけど車通り多くなさそうだし(土日よりは平日の方がいいのかな?)、日中もずっと歩けるはず。

うーん、だんだん考えが現実的になってきましたね…。

*1:実はつけるかどうか悩む前の時期にそれ用の材料を購入はしているのです(HPの一番下にある「商品番号HO-08」というのがそれ)。弾力性や耐久性に申し分はなさそうなんですが、足裏間隔が鈍るのではという懸念がやはりあります。背に腹を代えられなくなるまではお蔵入りですね。