human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

「第4次スーパー味噌汁配膳」のこと

ちなみに僕はスパロボ派ではなくGジェネ派でした。

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ごちゃっとしたタイトルですが、それなりに意味はあります。
僕の味噌汁遍歴は「簡素期」と「こだわり期」を行き来しています。
前者はインスタント100%(第1次)か、それに一手間加えた程度でした。
「"自炊効果"は手間数ではなく手間の有無にある」と気付いたのが第3次。

 カレーやスパゲッティでも、レトルトをそのまま食べると味気ない。
 ちょっとしたことでも、一手間加えただけで充実感が生まれる。
 たぶん味よりも「食事に対する姿勢」の問題の方がその充実感に関わる。
 程度はどうあれ、生を司る食(の準備)に、自らが介入した事実が大事、と。

第2次は、何か本に影響されたか、本格的な自炊味噌汁を拵えていました。
味噌は500gとかパック入りのを買うのですが、具がてんこ盛り。
食べたい野菜とキノコを全部入れて、肉も入れて、1食分を毎晩煮る。
その具は1時間かけて切り、6食分をパックに個分けして冷凍していました。

それが他との兼ね合いもあってやり過ぎた後、簡素+αの第3次に落ち着いたのですが、
先月から"簡素なこだわり"の第4次が開始されたその内実が冒頭の写真になります。
味噌はやはりパック入りですが、具はほぼ全てが乾物。
なぜというに、簡単にいえば「買い物は週一」という習慣のためです。

そんなら冷凍で仕込んでもええやん、と書きながら気付きましたが、確かにそうですね。
面倒なのがイヤ、というわけでもないので、やはり経験から食べ過ぎを懸念したようです。
乾物は味噌汁に限らず過去に料理に使っていたものの寄せ集めといった趣で、
ひじき、とろろ昆布、麩、わかめ、葱と海苔のふりかけ、ゆがき大根、とあと蒟蒻です。

第4次に突入したきっかけは先日読了の『おはようからおやすみまでの科学』です。
その中に著者が自分で味噌を仕込む下りがあって、うずうずしてしまったのでした。
実はこの味噌汁はインスタントみたいにお湯をかけるだけで、煮込んでいません。
パック入りの味噌でそれをやる発想が今までなく冒険でしたが、これは案外普通でした。

ごま油は、たしか安保徹氏の本を読んで味噌汁に入れてみようと思ったはずです。
栄養面を考えてだったのですが、これは味もぐんとよくなりました。
ごま油に限らず、サラダ油でも焼き肉の残り油でもなんでもいけます。
豚汁の美味しさも油にあったんですね…普通の味噌汁に入れるのは思いつかないです。


そういえばタイトルの話を初っぱなから放り出していましたが…
分かる人は「第4次」で閃くんですが、余計分かりにくい言い方かもですが、
某オムニバスロボットシミュレーションゲームのもじりです。
ちなみにこのスーパーはsupermarketです。

「配膳」を思いついたので書こうと思った次第。続きはまた変化が訪れた時に。