human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

 -甲野善紀

「井桁崩し」のクライミングへの応用

まえおき 今住んでいるアパートの部屋にはロフトがあって、 ロフトに上がるハシゴをバーにひっかけて登りますが、 そのバーが手を伸ばせばぎりぎり届く距離にあって、 ちょっと体を伸ばしたい時に日常的に掴むことがあります。この部屋には二、三年は住んで…

マトリックスと目鱗

本記事はメモです。 × × ×https://twitter.com/three_turnerたしか去年からツイッターで細々と鎖書店の選書メモを発信し続けていて、 けれどフォローを全くしなかったので発信力という意味では弱いなとふと思い、 フォローを始めることにしました。ただ本ア…

甲野善紀氏の simple complexity についての私見

複雑性(コンプレクシティー) 確実な計算のための情報が欠けていること。複雑性の下では処方箋を書いても呪文を唱えても効き目がない。ただし、「それ自体として」複雑な対象があるわけではないのであって、ある構造がどれだけ複雑で「ある」かはそれを記述…

和歩実践一ヶ月目進捗報告

和歩を始めてひと月ちょっとが経ちました。(きっかけは長いですがこちら↓) 「和のウォーキング」について - ユルい井戸コアラ鳩詣 2時間も和歩で歩くと、毎週何かしら発見があります。 でも歩き方を考えながら歩く時間は減っていて、安定しつつある。 何…

臍下丹田の位置について(2)

(…)べつに下腹から何か得体のしれない力が出るわけではなくて、支点をそこに置くと、全身がうまく協調的に動いてくれるんじゃないか、ということなんです。もちろんこれは仮説ですけど。 ごく一般的な踏ん張った動きであれば、身体のかなりの部分は、もう…

臍下丹田の位置について(1)

(…)そこで、私なりにこの丹田というものをいろいろ考えてみたのです。支点を消す動きという見地から見て行くと、腰とか、足の裏とかは、やはりどうしても骨がありますから、そこがいわゆる、さきほどから言っている明確な支点になりやすいんですね。 とこ…