「得をしない」≠「損をする」
「つぶやきなまし」祭です。
このタグ名は「つぶやき」+「焼き鈍し」の造語なんですが、
なぜこんな名前にしたのか思い出せません。
語呂の良さにいい気になってロクに考えてなかった気も…まあいいか。
「得になることをしなかった」ことと「損をした」ことはイコールではない。
が、どうもこれがイコールと思われているように感じる。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 12月 19
それらをイコールとするのは「広告の論理」に過ぎない。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 12月 19
日常会話でそういう価値観が前提にされるのは、単に「分かりやすいから」というだけだと思う。「得した」も「損した」も、基準が明確だから(その筆頭はカネで、効率とかコスパとか言われますね)相手にすぐ伝わる。伝わることだけを考えるならそういう価値観こそ「コスパが高い」。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 12月 19
そんな話に対しては上っ面で応答します。情緒を込めて会話に乗ったりなんかしたら染まってしまうから。それがイヤだというのは、そういう会話をした後に気持ちがざわつくことで分かります。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 12月 19
これは意識しなければ気付かないくらい「常識化」しちゃってるなあと思うことで、
意識し過ぎると(閉口してしまって)会社での日常会話が成り立たないんですが、
無頓着にはならないようにしたいです。
過去ツイートをたどると前にも同じようなことを言っていました。
ヤマダ電機の中の薬局?で買い物をして、「ポイントカードを持ってるか?」にNoと答えたら何も言わずにレシートと一緒にポイントカードを渡された。店員に当たり前のように作成されてしまったので、僕は同じく当たり前のように捨てた。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 7月 4
考えるべき(だと自分が思う)所で当たり前に無思考に対応されて、もう気分を害することがなくなったし、その対応に対する処理も無感情にできるようになった。あまり嬉しい適応ではないけど仕方がない。もちろん知らない人に対してだけだけれど。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 7月 4
そういえばブックオフの店内放送でもポイントカードの宣伝で「(無料で作れて云々、の後に)持たない理由が見当たらない!」というのがあって、「ポイントカードを持たないのに理由がいるの?」と思った。もちろん逆で、理由があるから持つ人は持つ。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 7月 4
なんだか「命題の逆や裏も真」みたいな間違った論理が常識に登録されてしまったようで、これは間違いなく広告的文法のせいだと思う。なんとなくそれっぽければいい、同じことを言い続ければ普通になる、というなしくずしの浅薄な言葉遣い。そりゃ常識嫌いにもなるよ。
— chee-choff (@cheechoff) 2015, 7月 4
上二つはちょっと話が違いますが続きものなのでついでに載せました。
きっとこれらが「消費者マインド」というやつで、
サラリーマンとして生計を立てながらこれに抵抗するのは根本的に矛盾していて疲れますが、
それはそれ、です。
「なりたいもの(状態)」に比べて「なりたくないもの」が圧倒的に多いのですが、
後者を突き詰めていくと前者に行き当たるものでもあるので、
そこは日常生活での思考と想像を欠かさないことで折り合いをつけようと思います。
(「折り合いをつける」って便利な言葉ですね。
何も言ってないに等しい…まあケースバイケースだからいいんですけど)
ツイッターの自己紹介文↓にある通りです。
twitter.com
+*+*+*
自分でびっくりしたんですが…
本記事のタイトルを考えようと思って、
ふとブログ内で「消費者」をキーワードに検索したら、
過去にもぎょうさん書いていました。
それだけ関心の高いテーマだということですね。
ええ、「生まれる時代を間違えた」なんて、もう言いませんとも。