human in book bouquet

本格的に本と関わっていきます。

大文字山〜如意ヶ岳〜浜大津

今日は山越えというか峠越えというか、とにかく琵琶湖まで行ってきました。
が、今日の行程は登山部的にはアウトで、反省せねばなりません。

反省。

というのも、according to Yamano Jikan,(←訳:山の時間によれば。高校時に所属していた登山部の"名言集"に登録されています)日が明るいうちに行動を始め、行動を終えるのが鉄則なのです。
暗い中を歩くのは危険で怪我のもとだし、分かりにくい山道だと迷う可能性が一気に高くなる。
だから登山は事前に計画をきっちり立てて決行する。

というのは分かってるんですが…。

今日は日が暮れてしばらくしてようやく「安全策」をとるも、まともな車道に下りてきた時はかなり暗かったです(18時前くらいかな?)。
日頃からナイトウォークをやっていたのもあってかそれほど危険を感じるようなことはありませんでしたが、この「危険を感じない」というのが危険ですね。
大体昼前に出発して(しかも寄り道して)山越えをしようなんて考えるのがよくない。

…というわけで次回からは山道を長時間歩く時は計画を立てるようにしましょう。
(今日は12時前に家を出てから19時前の帰りの電車に乗るまでぶっ続けでした。さすがに足はくたくたです。が、プールはなんとか行きました)

以下より写真で振り返り。

 × × ×

登山の前に「歩き食べ」用の昼食を仕入れようと、東大路通のスーパー(グレース田中)と最近できた108円均一のパン屋さん(名前忘れた)に寄りました。
スーパーではコロッケとメンチカツ。
パン屋さんではフランスパン(これは歩きながら食べるには絶好のパンですね)、チーズフォンデュパン、黒ごまさつまいもパン。
店が御蔭通のすぐそばにあったので、白川通まで御蔭通で上り、(銀閣寺前の坂を通らないで)そのまま登山口に行けるかなと適当に道を進むと、結局行けなかったんですが、神社を発見したので入ってみました。
「白川天神宮」というところ。
お医者さんの神様が祀られているようでした。
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結局は遠回りでいつもの登山口に着きました。*1

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いつも書いている「(銀閣寺裏の)大文字山の登山口」付近を、下る方を向いて撮った写真。
なぜこの方向かといえば、これを撮った僕のすぐ背中に自動販売機があるからですね。
側面には多少気を遣った配色がなされていましたが、まあ、ないですね。
紅葉が色づいています。

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火床までのベーシックな山道。

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火床のてっぺん「"大"の字の二画目のさいしょの部分」から京都市街を撮る。
ここの石段を上っていて気づいたんですが、石段の土台(もちろん作る時のもので、完成状態では見えない)に使われている金属が反響する音が聞こえてきました。
金属の周りが空洞じゃないと反響なんてしないはずですが、はて。

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大文字山の三角点(前に山頂と書いたかもしれません。たぶん山頂ではないですね)からの景色。
曇り空であまり視界が良くない。

三角点から先へ行くのは今日が初めてでした。

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さっそく分岐。
琵琶湖に行きたいのだけれど、書いてある地名がぜんぜん分からない。
方角的に「如意ヶ岳」かなと見当をつけて進むことに。
(如意ヶ岳といえば、『有頂天家族』(森見登美彦)に出てくる天狗の如意ヶ嶽薬師坊(赤玉先生)を思い出します)

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分岐はその後もたくさんあったんですが、どちらを選んだかもう忘れてしまいました…。
いちばん下の写真の分岐は、ちょっと先で合流したように思います。

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看板のある分岐。
まっすぐ、ですね。

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道なりに進んでいたら、車道に出てしまいました。
すぐそばには建物があり、看板には「航空保安施設」とありました。
管轄は運輸省大阪航空局らしいです。

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しょうがないので車道を下る。

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と、途中で再び入れそうな山道を見つける。
道が左右に分かれており、開けて見える右の道から進んでみる。

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この先には一体何が…!
期待を持たせるシチュエーション。

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材木置き場でした。
木屑も広範囲に散らばっており、ヒノキの匂いがしました。
天然の匂い…なのかどうか。

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その辺りの足下を見るとコーヒー豆のような粒々がたくさん落ちていました。
これは鹿の糞ですかね。
開けたところでしたくなるのは人も動物も一緒だなあ…なんて思ったんですが、「地面にこういうものが落ちている」といったん認識すると、そこら中に同じものが転がっていることに気づきました。
まあ、そうですよね。

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戻って左の道を進むと視界が開け、鉄塔がある。
その先には雲の隙間から街並が見える。
比叡平かな?

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「接写でござる」
シリーズ化してきました。

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また車道に出ます。

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雨は小雨で霧模様。

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ちょっと進むと、赤い帯(写真左端)と火の用心の看板(写真右端)。
看板の方へ行くと…?

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まさに「穴があったら入りたい」ですね。
入りました。

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霧が濃い。

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3つの分かれ道。
右か、まっすぐか、左か(下の3つの写真)。
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先が明るい左の道を選びました。
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ストーンヘンジ的空間。
というわけで石の撮影会。

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夫婦石。
年季が入ってますね。

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これ何に見えますかね?
ライオンだとちょっと抜け毛が激しい感じだし…
耳があればアルパカっぽいかな?(どうも今日は発想がモリミーに毒されている…)

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お頭。
一番奥にあったので。

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手前が「アルパカ」で奥が「お頭」。
胴体半分と足が埋もれた動物に見えてきます。

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撮影会を終了して先に進むとまた鉄塔が。
看板を見ると…?

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おお、大津!
来ましたね。
いや、来てましたね、か。

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鉄塔の柵に道標が。
如意ヶ岳と同じ方面らしい三井寺へ向かいます。

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開けた所から森へ入ると一気に視界が狭く…
さっきの霧の深さは神秘的だったんですが、なんだかここは不気味な雰囲気が漂っています。

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上から意味深に垂れ下がる蔦。
先端が軽く鉤状になっている。
輪っかだったら血の気が引くところでした。

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標識の形に見える影が…!
よく見ると木の皮か苔でした(←あまり見えていない)。

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霧が…

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案内板をいくつか見つけました。
今通っているところが如意ヶ岳のようですね。

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看板にも手書きで道標が書いてあります。

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三井寺という寺の道場で修行をやっているようです。
無事に終えました、という感謝の印でしょうか?

お気づきの通り、この時すでにフラッシュを焚かないと写真が撮れない暗さとなっています。
そしてこの時点では何のメドも立っていないという…

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また分岐があり、三井寺が近いのかと思ったら、どうも寺に入るのに志納金というものがいるらしい。
よく分からないが私有地なのかと思い、とにかく車道に出て安全を確保しなければいけないので行き先を変えて小関峠へ向かうことに。
…ともっともらしく書きましたが、やっぱり地名の意味は何も分からないのでただの勘。

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さっきの分岐から進んだあたりから道がだんだん怪しくなってきて(今まで見たまんまの道だったのが分かりにくくなってきて)、さらに暗いので道かどうかの判断がつかなくて(この少し前から今回初持参のライトを使い始めたんですが、光量が小さくて足下を照らす以上の効果が望めませんでした。まあもともとその意図で選択したんですが…)、上の写真の分岐の左を進んだ先の赤い布から先がもう道に見えなかったので引き返し、分岐に戻って右を進むと開けたところに鉄塔があったがその先の森がまた込み入って明確な道がなかったのでそちらも引き返し、実は分岐にくる前に見つけていた「車が通れる幅の山道」まで戻って降りました(最初に見つけた時に降りろよという話ですが…これが本記事の最初の方に書いた「安全策」です)。

車が通れるということはその道を伝えば車道に出るはずで、もうライトなしではほとんど地面の状態が見えない状態でしたが見込みとしては楽観して(もちろん足裏感覚は最大にして油断せずに)道を下りました。

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そして車道にたどり着く。
ちょうど車道に下りたところに看板があり、今来た道が「小関越えハイキングコース」なるものだったと知る。
そしてこの車道を下れば琵琶湖に行けるらしい。
ほいきた!

というわけでぐんぐん下りていき、やがて住宅街に入りました。

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途中で面白いものを見つけました。
空き缶の側面にタテに切れ目を入れた提灯状のものなんですが、なんとこれ、風が吹くと回転するんですね。
切れ目を入れるだけでなくて、そうやってできたピラの部分(羽?)をねじって風を受けるようにしてあります。
手作りだとしたら凄いですね。
かといって工作機械でどう作るかも想像つきませんが…

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長等(ながら)神社。

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神社のすぐそばに三井寺がありました。
地図を見ると、すごく大きなお寺だということがわかります(上の写真は敷地の端にある受付前)。
志納金のことも書いてありました。
さっきの山道を三井寺に向かっていたら、この敷地の最奥地にたどり着いていたわけですね。
受付はもう閉まっているようだし、あの道を選んでいたらどうなっていたことやら…。

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そして琵琶湖疏水も見てきました。
暗くて水路のトンネル入口が撮れなかったので柵の文様と説明書き。
京都の水事情は琵琶湖によって保たれているんですね。

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京阪の石山坂本線三井寺駅
路面電車ですね。
三井寺駅浜大津駅間は路面を走っていました。

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浜大津駅
ブレブレ。

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琵琶湖です。
放水ライトアップに間に合いました。

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大津港マリーナとクルーズ路線図。
琵琶湖の北の方にも港があるんですね。

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琵琶湖を目前に見るマンション。
浜大津駅から屋根伝いにつながっています。
会社勤めの人は京都へ通勤するのでしょうか。
駅前は車通りがある以外は静かだし、住み良い所に見えました。

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駅前のROUND1。
「唯一の遊び場所」という感じ。
若者はどこで遊ぶのだろう…大津かな。


という具合に浜大津駅に着いてからも多少歩き回り、京阪に乗って三条まで戻ってから歩いて帰りました。
三条、とくればBookOffで、足の疲労に関係なく立ち寄って(生活ですから)、今日は出物がありました。
本記事の最初の方(の注釈)に書いた京都本と一緒に撮りました。

ちなみに2冊の間にいる赤いのは今日携行していたライトです。
ほんとにおまけ程度のLEDですが、全く荷物にならないし、真っ暗な所ではなかなか重宝します。
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マンガは『図書館の主』(篠原ウミハル)です。
前に↓「本もののマンガ」としてちょっと書いたことがあります(いや、書いてないか)。
児童書を扱う私営図書館の司書が主人公で、回ごとに紹介される絵本はどれも読みたくなります。
このマンガの影響で『幸福の王子』(オスカー・ワイルド)を読みました。
サン=テグジュペリを読むきっかけもこれだったかもしれません。
cheechoff.hatenadiary.jp

*1:そうだ、その遠回りの途中で銀閣寺前公園だったか、ひねりのない名前の公園があったんですが、そこに「京都歩きの本」が落ちてました。小雨が降っていて多少濡れていたんですが、本の紙は雨にまあまあ強い素材らしく、また落としたのがつい最近のように見受けられたので拾得しました。本の出版日を見たら16年10月となっていて「えー」という感じでした。なにがあったのだろう…ふつうの京都地図が欲しいなあと思っていたところなので、まあまあの「渡りに船」でしょうか。最後に(というかこの注釈よりは上ですが)拾得した本の写真を載せておきます。街歩きはあんまりやらないけれど、これを機に今後検討してみましょう。