human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

思想なき「クッキー周造」

クッキーを焼きました。
ヘルシオ効果のモチベーションで、お菓子作りは初めてです。

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こねた生地。
なるほどヘラで生地を混ぜる作業は力仕事だと実感。

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1回目に型を抜いた後の、地の側の生地。
このままで焼きたくなる衝動に駆られる。
ラプンツェルだかプレッツェルだか、こういう感じだったような。

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リサイクルショップで買ったただ一つの型はたぶん鳩形。
生地の残りは隙間を埋めるてきとうな形にして*1、いざ投入。

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こんなに膨らむんですね。
隣同士がくっつかないかハラハラしながら見守る。

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焼き上がるとすぐ取り出して冷ます。
長細い余り物には思想が全く感じられない。
あるいは深遠過ぎるのだろうか。

無心に見つめているとシルクハットが連想されました。
昨今の機能的なステッキではない、あの魔法使い仕様の杖ですね。

…ん? 魔法使いはシルクハットを被るのか?

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いくつかつまみ食いして瓶に保存。
これを一度やってみたかった。


ヘルシオレシピに忠実に作って、何の変哲もない素朴な味でした。
今後も作るなら、いろいろ混ぜ込んで*2味の変わり方を研究したいと思います。

しかし自分でクッキーを作ると、バターと砂糖の量に驚きますね。
作った分をそのまま全部食べようという気にはなれませんでした(同じ量でも袋詰めで買ったのなら食べられると思います)。

*1:分量通りに生地を作って(正直にいえば溶き卵1/2を入れる時に白身がギュルッと流れて多めになったが)、成形時の生地の柔らかさにびっくりした。両手で優しく持ち上げないと伸びてしまうのだ。というわけで余り物をステキな形にせんとする美的センスは発揮できませんでした。

*2:今思いつく候補はきな粉、豆乳あたり。トッピング材料を店で選ぶのではなく、ありもの(=普段の食事に使っているもの)を使いたいですね。