刑務所と「宇宙カンヅメ」のこと

まえおき 先の帰省の際に実家から持って帰った古い本を、 日曜の昼下がりに読んでいます。文章の中を流れる時間がとてもゆっくりで、 エッセイの各章がどれも「今は昔」で書き出されていたりもして、 こちらはグリルで焼いたマフィンをもしゃもしゃ食べながら読んでいるのですが、 「早く次を読め」と急かされることが全然…