今日は年末年始の帰省を除けば、今年初めて電車に乗りました。
有休をとって、久しぶりのおでかけです。
目的地は、『季節の記憶』(保坂和志)の舞台、稲村ケ崎です。
文書家?の父と子の「のほほんぶらぶら」な日常が描かれていて、
自然や街並の(描写の)のどかさが好きで、一度行きたいと思っていました。
小田急小田原線から片瀬江ノ島線、江ノ電と乗り換えていき、
江ノ電の路線図を見ると稲村ケ崎より先に江ノ島を通ることに気付きました。
江ノ島は『東京するめくらぶ 地球のはぐれ方』を読んで気になっていました。
数えると4駅離れていて、駅間が短いようなので歩いて両方見ることにしました。
以下より写真でさらりと。
@稲村ケ崎
駅を出て踏切を渡り、少し下ればすぐ海。
左を見ると公園がある。
『もうひとつの季節』(上述の本の続編)に出てくる「海に突き出た崖の上の公園」だ。
右を見れば江ノ島。
海沿いの道路は車だらけなので山の側から向かうことを考える。
富嶽三十六景@車庫シャッタ。…あれ、赤富士?
稲村ケ崎には家主が自分で建てました、みたいな個性的な家が多い。
通りに突っ立ってそんな家々を撮るのは憚られたけど、これは思わず。
今は銭湯にもないのでは。貴重。
江ノ電は「街中を走る」という言葉通り、家や道路のすぐそばを走る。
対向車線を両側に、路面電車のように走るポイントもありました。