human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

ネケイク、指立ち、ドア正座

先週末から首凝りが再発しています。
米を担いで歩き回ったせい、だと思います。
一日デスクワークの部署にいれば「毎日が臨界期」です。
と思っておかないと、やりくれません(?)。

首はどうも凝りではなく神経痛らしい(前も書いたような…)。
逆立ちの頻度が増えたけれど首凝りはあまり改善されない模様。
いや、凝りではないから名前を変えようか…
首ズキ、ネケイク(neck ache)、根・警句。

首根っこの痛みから言葉を引き出すということでネケイクにしよう。

とはいえ、ネケイクとは別に首凝りも肩凝りもあったりする。
ので「首凝り族の族長」のステータスは維持しています。
族長の誇りはデスクワーカのホコリ…埃、穂凝り。
頭が重けりゃ稲穂も垂れますわね、そりゃ。

逆立ちは首凝り・肩凝りには効きます。
今は朝と帰宅後の食事や読書の合間に繰り返しやっています。
回数を重ねる間に自然と変化が生まれてきます。
変化といえば「拳立ち」「指立ち」と「ドア正座」でしょうか。

「拳立ち」は握り拳を作って四指の甲で逆立ちをします。
パワーグラブ(握る側に滑り止めのついた樹脂性手袋)を逆にはめます。
逆に、とは滑り止めが手の甲にくるようにはめる、ということです。
それとキッチンマットとの組み合わせで、甲は荒れないし、爪も食い込まない。

ふつうの逆立ちだと手首に負担がかかります。
デスクワークでもタイピングで手首を酷使しているので、少々相性が悪い。
逆立ちで手首が痛くなってきたら、「拳立ち」に変えます。
「拳立ち」は慣れてきましたが、今のところあまり応用がありません。

「指立ち」は、手の平を浮かせて指の付け根で体重を支える逆立ちです。
最近コツに気付きまして、指でなく指の付け根を意識するとよい。
指に力を入れて(地面を掴もうとする?)も、付け根でへなると手の平が落ちます。
指の付け根に対して垂直に体重をのせられるかがポイントとなるようです。

「指立ち」はまだまだ向上の余地ありで、今は10秒もたないくらいですね。

そして「ドア正座」ですが、これは逆立ちしている間の足がヒマで思いつきました。
ドアに向かって逆立ちをするので、基本は足先をドアにつけてバランスをとります。
その状態から体を反らせようとすると、足先の位置がどんどん下がっていきます。
膝は曲がっていき、足の甲がドアにつき、しまいには膝がドアにつく。

その体勢に新鮮さを感じながら、これはドアに正座している状態だと気付きました。
「ドア正座」の状態だと体の緊張が緩むようで、気を抜くと腕がへにゃりそうになる。
何でしょう、脚が習慣的に「座ってるからリラックス」と思っちゃうんでしょうか。
ふつうの逆立ちより背中も縮んでいる(ブリッジ状態)ので、ストレッチにもなる。

しかしもう少しいいネーミングはないものか…「重力の超克」とか。