human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

風邪の話と四足歩行について

風邪を引きました。
引かないなあ元気だなあ、と思っていると、なんともあっさり。
週始めの夕方に多人数での勉強会があってから、途端に体調が崩れました。
研修室の生暖かい空気と人口密度の高さが…とはいえ、自分も弱っていた。

で、会社を休むほどではなく、今週はまったりと捗らない仕事をしていました。
難しいことが考えられなかったのですが、今日はわりと頭が回りました。
いつも余計なことを考え過ぎていて、その余計を回す余裕がなかった感じです。
もしかして今日はいつもより仕事ができたのかもしれません。錯覚ですが。

いつも風邪を引くと、水をガバガバ飲んで自力での早期回復を図ります。
この場合の他力とは、イソジン以外の薬のことです(恣意的ですが…)。
が、今回は冬で寒くて水が冷たいせいか、気付けば水分摂取を怠っていました。
今日それに気付き、家では冷蔵庫の浄水ポットの水に熱湯を混ぜて飲んでいます。

体の動きが若干鈍いですが、この程度なら明日はいつも通り歩くことになりそう。

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久しぶりに和歩の話を書いてみます。
和歩の歩行動作が安定してから、あまり考えて歩かなくなりました。
そのせいか書くネタの密度が薄いままいくつか漂っていたのでした。
動作が定着するのはいいですが、クリエイティブではなくなるのが難しいところ。


寒くて歩行中の鷹取の手がしっかりできなくなった時に一つ気付きました。
鷹取をしなければ手に力は入れず、上腕から先はぶらぶら動くことになる。
すると、腕を振ろうとせずに、足と同じ側の腕を前に振れるようになっていた。
つまり、肩の振りと足の踏み出しの和歩的連動が体に定着したということです。

前に「足で歩くと同時に手でも歩くイメージ」の話を書きました。
四つ足動物のように前足(=手)と後足を同時に着地させるイメージで、
前足が着地するのは手の高さあたりに想定する架空の地面です。
これを和歩でやると同じ側の前足と後足が同時に着地することになる。

実際の猫や犬の足捌きはあまり記憶になくて(観察しても速過ぎて分からない)、
でも何となく前足と後足は別の側を同時に着地させるのでは、と思っています。
動物によるかもですが、まあそれはよくて、先の気付きの話に戻ると、
腕の振りを意識せずとも「前足・後足の同時着地」ができるようになりました。

なんとなく、ですが、この同時着地ができている時は、
歩行時の上半身と下半身の「ねじれ」がほぼ起こっていないような気がします。
肩と腰の間で器用にねじれたりしていると分かりませんが。
しかしこの「ねじれ」の有無は身体にどうフィードバックしてくるのか…。

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毎日ちびちび飲んでいるウィスキーが今はサントリーオールドで、
3/4くらい飲んだので2月中には次のラフロイグに移れそうなんですが、
先日帰省した時に兄が「ラフロイグイソジン(の味)やで」と言ってました。
上記の通りイソジンは好きなので何の問題もありません。

恐らく方向性として、
ラフロイグでうがいする(したくなる)」ではなく、
イソジンを飲む(飲みたくなる)」ではないかと思っています。
何の問題もありません。良薬は口に苦し。