human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

2020-06-05から1日間の記事一覧

鶴見俊輔の「菌糸眼的思考」

自分が生きてゆくにつれて視野がひらける。そういう遠近法を捨てることはできない。しかし、そういうふうにしてひらけてくる景色には、自分にとって見えない部分がふくまれる。この自分にとって見えない部分を見るというのは、できないことだが、見えないも…