human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

疾風ドトールの日々、ソファ多難

年始から昨日まで何やかやとバタバタしていました。
今日は久しぶりに家で読書をしていたんですが、
頭は回転速度が落ちない。

 新しく始めることが、
 変化を生み出すことが、
 いくつも重なっている。

判断の瞬間に大きく背負うものがあって、
その一歩が「越境」に感じられるのですが、
決まってしまえばあとは粛々と進めるのみです。

粛々と、とは「静かに躍動しつつ」といった意味です。

 × × ×

タテヨコの経緯があり、引っ越すことになりました。
鶴見区から、今度は北区です。
高校の頃を含め在阪時には全く縁がなかった、天六エリア。
駅にも近く、長さが日本一だという商店街にも近い。

とても面白そうなところです。
家も、街も。


新居での配置を計画すべく家具の寸法を測っていて、
昨日は内覧時に玄関や廊下の幅を測っていたんですが、
アーバンバル風の隠れ家ライクな物件のそれは非常に狭くて、
 これまで三度の引っ越しに踏ん張ってきた読書用ソファを手放さねばならんな、
 何せ今の家にも階段を通せなくて2階の窓からロープで入れたくらいだしな、
 頭を楽にもたせられる一人用ソファってなかなかないんだよな、
と、そのソファで読書しながら気が逸れてつらつら考えていたんですが、
IKEA製のご多分に漏れず着座部分もアームレストも幅広ながら、
寝られるくらい背もたれが倒れるリクライニングタイプのそれが、

倒した時の、

高さが、

お?

!!


と、

ソファの幅より短いことに(頭の中で倒すのを想像して)気付きました。
早速立ち上がって実際に倒して、
その高さを測ると68cm。
新居の通路で最も狭い玄関ドア幅は、65cm。
背もたれを倒したソファは「くの字」なので、
横に倒して前後で持ち、左右にひねりながら進めばいけるでしょう。

やったー
ムーレン手放さないで済んだー
(ちなみに現居への引っ越し時も窓から入れんでよかったな…)


思い返せば、
神奈川の社員寮を出る時はそのように運び出した記憶がうっすらあります。
…。

まあ、何にせよ良かったです。
今回も(同じく2階の)窓から入れる可能性は内覧時に検討はしていて、
でもベランダの窓がやたら重くて外せるのか確証が得られなかったり、
窓の外は現状空き地だけど建物ができちゃった時の面倒な事態を思ったり、
(部屋の中で解体作業? 騒音バツだからノコギリで切るのか? とか)
そんなこんなで「今回ばかりは手放した方がラクか…」と諦めムードになっていたのでした。


初めてなら、なんでも"いい経験"」だと思って、
自分では思いもしない色々なことに巻き込まれてきましたが(特にここ数年)、
自分一人の問題、決定権のすべてが自分に握られている判断では、
保守的な価値観が先行してまだまだ弱気が抜けていない。

いや、反省する気はなかったんですが、
書いているうちにこうなってしまいました。
まあ、これもまた発見。


…あー、

そうだ、新居はかなり狭くなる(有効床面積は現居の半分以下)から、
ちゃんと配置を考えないとスペース不足で処分になりかねないのだった。

よーし考えるぞー