human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

受講許可出ました

ジムへ行ってから外食し、帰宅すると、封筒が届いていました。

真っ暗な玄関前の郵便受けから出すと、封筒に切手がぺたぺた貼られているのがかすかに見え、なんとなく見覚えがあるようなと思いながら家の中に入って明かりの下で確認すると、自分で宛名を書いたものでした。
つまりは司書講習の申し込み書類に添付した返信用封筒が返ってきたということで、「なぜ今?」と訝りつつも気がはやって荷物そっちのけで開封すると、受講許可証が入っていました。

ということで、講習を受けることができるらしく、まずはよかった。
受講が決まる前から見切り発車で引っ越してきたので、「落っこちて目的喪失」という羽目には陥らずに済みました*1

しかし結果通知は応募締め切り(6月末)の2週間後だと思ってたんですが、今届いたということは、どうやら個人ごとに応募後2週間で選考がなされる仕組みのようです。
それは言い換えれば「最低限の基準を満たせば先着順」なのではと思うのですが、まあ大学受験とは違うし、複数の司書講習に申し込んでいくつも通れば第一志望以外は蹴るという人もいるようだし、そういうものなのでしょう。


許可証のほかにはテキスト購入申し込み用紙と、事前準備のある講義についての説明書きが入っていました。
要するに宿題だなと構えて読むと、それほど負担の大きい内容ではなく、それぞれの講義が始まる数日前に手を付ければ十分間に合う。
またテキストの購入は開講日のオリエンテーション後で、ということは前々から入手して読んでおけというわけではない。

というわけで、開講日までは引き続きマイペースに過ごせそうです。
と言いつつ、近所の花巻図書館(ほんとに近所で、徒歩1分以内)では毎週本とCDを借りていて、本は100%趣味チョイス*2ですが、そろそろ図書館関係の本も借りてみようと思います。

しかし朝から夕方まで同じ課目の講義ぶっ続けが週六日なんて、大丈夫でしょうか。
どういうテンションになるかが全く想像できませんが、今までの経験上とりあえずどこでも放り込まれればそれなりに適応できるはずなので余計な心配は無用です。
不安要素はモチベーションよりは身体の方にあって、首が固まらないように休憩時間ごとのケアを怠らないのがよいでしょう。
一日中家で読書する時も、首のリフレッシュのために逆立ちを一日に7,8回やるくらいなので。


そういえば左手首が治ってもまだ逆立ちは「拳立て」で、この一日10回近くという高頻度でやるのは花巻に来てからのことでちょうど1ヶ月になりますが、拳の床に当たる部分、手の甲側に出っ張る指の付け根の関節骨を覆う皮膚が固くなって割れ目ができて、その割れ目がおおきくなって中で露出していた皮膚にも新しく皮がついて水に染みなくなりました。
関節骨の皮膚が赤黒く変色していた(進行形ですが)ので大丈夫かなと思ってたんですが、まあ大丈夫のようです。
手の甲の皮膚は摩擦や圧力にさらされることが普段使いではないというだけのことです。
首にもよいし、体幹を鍛えることはボルダリングにもよいので、逆立ちの習慣は継続します。
 

*1:京都を出る前に会った人や会えなかった人に近況ハガキを出そうと思ってたんですが、これでやっと大手を振って「勉学に励んでいます」と書いて出せます。宮沢賢治記念館で買ったケンジ画の絵はがきの出番です。

*2:図書館には村上春樹の翻訳ものが良く揃っていて、困るというのは目移りするからですが、こればかりに偏るのもアレなので半々くらいにしようかな。今は『熊を放つ』(ジョン・アーヴィング)を読んでいます。…そういえば昨日外国文学の棚を見た時に川上弘美がエッセイに「バラード、だいすき」というタイトルでとても魅力的に書いていたJ.D.バラードの小説も数冊ありました(『結晶世界』はなかった。なんとなく『宝石の国』(市川春子)と相性良さそうなので最初に読みたかったんですが)。フィリップ・マーロウもので未読が数冊あったし、ああ大変。