human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

「ゴーヤハウス」プロジェクト始動/怪物クッキー

観葉植物を部屋におくという話を前に書きましたが、それより先に、気分が乗ったので屋外に種を植えてきました。

前にホームセンタでゴーヤの種と肥料と軍手を買い、スコップが良いものがなかったのでしばらくそのままにしてあったんですが昨日100円ショップで(機能性よりはデザイン的に)よいものが見つかったので購入し、道具が揃いました。

今日は起きたのが昼前で、昨日までは遅くとも8時台には起きていたのにこんなに遅くなったのは昨日の夕食がマヨネーズ作りから入って「マセドアンサラダ」(気が向けばまた別記事に書きます)を作って食べ終えたのが23時前で、それから花巻図書館で借りた『未明の闘争』(保坂和志)をだらだら読み続けたせいなんですが*1、それはさておき午後の買い物途中で菓子パン1個食べたものの一日二食でよくもったと思うんですが。

昼前の朝食後からずっと部屋作りをしていて、カーテン代わりのアジアンクロスをもう買ってあるスクリーンに変えるのが残っている一番大きい作業で(カーテンレールを別の窓から付け替えるところからがスタート)、でも面倒臭そうだと他の事をちまちましているうちに種まきのことを思い出したのでした。


テーマは「めざせゴーヤハウス*2」です。

散歩中に家並みを眺めていて壁という壁が蔦に覆われた家なんか見つけるとステキだなあ思って、夏なんか涼しいんだろうなあと想像していました*3
ただ今までずっとマンション暮らしで、ベランダでプランターを使って育てる手もあって、会社の同期でベランダ菜園に凝っていた人もいたんですが、実践には至りませんでした(フェイクグリーンで満足していたのでしょう。「目の保養」という観点ではそう大差ない)。

一戸建てだとマンションのようなせせこましいことをしなくてよくて、それは実際の家回りの地面状況にもよるんですが、今回借りたところは玄関のすぐ横に菜園スペースが若干あり(幅1m前後かな)、その他は砂利に覆われています。

が、それほど徹底していない砂利で所々に土が見え苔があったりしていて、同じ間取りの隣家では砂利スペースの石を一部取っ払って花を植えたりしていて、前に不動産屋にこのことを聞いた時は「まあ、その辺はてきとう*4で」ということだったので、まずは「窓の眺めが緑いっぱい」を目指すべく読書スペースに面する窓下に種を植えることにしました*5

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元あった土に肥料を混ぜて種を植えただけですが、土いじりをしている間に虫をほとんど見かけなかった(1匹だけ見ました)こと、やたらと土が湿っていることなどに「これでいいのかな?」と思って、ネットでちょっと調べると(主にこのサイトを参考にしました)、芽が出れば簡単に育つが発芽までは工夫(というか温度)が必要だそうで、東北のこの時期では屋外の温度は期待できませんが、まあもう植えてしまったので残った種で室内発芽を試そうと思います。

(以下想像)平たいトレイに水に浸した綿を入れて種を乗せて、さてどこに置くか…日当りが長時間続く場所はなくどの部屋も気温が低めなので、ヘルシオ(ウォータオーブン)の上に置くことにします。
毎朝使っているので、わずかな時間ではありますが天板が温かくなります。

料理しながら種の発育を助けるというのも、なんだかいいですね。
循環しているというか。
肥溜めで肥料作るみたいなもんですかね。

…言うんじゃなかった。

 × × ×

昨日マヨネーズを作った時に余った卵白でクッキーを作りました。
cookpadで見たレシピ通りに作ったつもりなんですが、生地がかなり液状で、アルミホイルに垂らしてしばらくすると4つ作るつもりが全部くっついてしまいました。

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怪物化したカーバンクルみたいですね。
いや、あれはもともと怪物か。

*1:だらだらといえば、この小説のだらだら具合がすごいです。要約が一言「だらだら」で済んでしまうほど。細かいことを考えずに読む本ですね。

*2:タンポポハウス」(@藤森照信)や「ニラハウス」(@赤瀬川原平)のような路上観察DIY緑化なんかいいですね(赤瀬川原平『我輩は施主である』参照)。ゴーヤの蔦と葉で外壁も屋根も埋め尽くすとか…まあそこまではっちゃけることはできませんが。貸家だし。

*3:この点東北に来てからは実はあまり惹かれませんが…曇りや雨の日が寒いです。涼しいではなく、寒い。6月に冬の服装(暖かい上着、ズボン下etc.)や掛け布団&毛布なんて、関西にいた頃では考えられません。

*4:「適当」でもなく「テキトー」でもなく、その中間というニュアンスでした。なんのこっちゃ。

*5:作業を終えて部屋に戻って気付きましたが、これなら家の中から水を撒けますね。S&Mシリーズ(森博嗣)の中で犀川が研究室内の観葉植物にコーヒー用のケトルで水やりする場面が「カッコいいなあ」と思ってたんですが、これがやっとできます。もちろん、じょうろは買いません。