human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

親指よし手首やよし/壁があったら登りたい

前にスライスしてしまった親指はなんとか順調に回復しています。

しばらくは血が止まらなかったり止まったと思って絆創膏を外すとまた出てきたりしていましたが2日で落ち着き、傷口がガーゼを取り込んで固まるとよくないのでラップを直接巻いていましたがけっこうたびたび痛くて、なんとかならないかと薬局に行ってたまたま見つけたキズパワーパッド↓を貼ってみると良い感じになっています(というのはこの製品の解説書の想定通りに傷が推移しているからです)。
www.band-aid.jp
血は止まって、でも傷口が赤く潤んで露出している場合に効果的のようです。
参考までに1日経過時のスライス写真を小さめに載せておきます。
指を一日ラップでくるんでから外した直後で指がふやけています。

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2枚目の「皮膚をスパッとキレイに持ってかれた感じ」がセラミック刃の切れ味を物語っています。
切った瞬間に接触抵抗も痛みも全くないのに「うげえ」と声が出たんですが、あれはたぶん金属の刃に対する切れ味の異次元さに生理的な違和感を覚えたからだと思います。
今想像しても気持ち悪いなあ。

 × × ×

花巻に来る前に秋田の玉川温泉へ行って手首の腱鞘炎と足首の疲労を治そうとして、手首は悪化したと前に書きました。
手首の痛みは大学生の頃にタイピング*1にハマって以来大なり小なり続いていて、ついこの前温泉で悪化した時はその「大なり」、手首を指の背の側に曲げるだけで痛み、日常生活にも支障が出ていました。

玉川温泉で治らんのだから病院に行くかと思い(本当は順序が逆なんですが)、花巻に来てから整形外科に行くと(たぶん今から1週間くらい前かな)、関節近くの節にステロイド注射をされました。
遅効性で効果は出るなら2、3日後かなと言われ、確かに打った日とその翌日くらいはむしろ痛いくらいだったと記憶しているんですが、その後はしばらく手首のことを忘れていて、つい最近そういえばと思って左手をいろいろ動かしてみると、なんだか痛くない。
両手の指を組み合わせて手のひらを外に向ける伸びもできるし、手のひらを床につけて腕立てもできる。
逆立ちは恐いのでまだやっていませんが*2、どうやらステロイド注射が効いたようです。
苦しんでいた年月からすればあっけないほどの効き目です。

こんなことならもっと早く…とは思いませんが、どうも、玉川温泉で手首の痛みが悪化したのは確かなんですが、炎症起因の痛みは増したけれども別の症状は治癒に向かわせてくれたのではと思っています。
そう考えないとこの呆気なさ、長年あった痛みが突然なくなって痛みがあったことを忘れるほど(痛みがなくなったことに気付かないほど)の唐突さがうまくのみ込めません。

まあいいんですが。
嬉しいことには違いない。

 × × ×

ボルダリングは神奈川に一度だけ行って、とても面白くて僕自身ととても相性の良いスポーツだと思ったんですが、その時は友人の車で遠出して行って、その後は機会に恵まれませんでした。
京都へ引っ越してからもやろうとは思いながら人出の多い所を避けていたので結局行かずじまい。

が、花巻へ来てまたボルダリングのことを思い出し、車もあることだし近くで行けないかと探してみると、ありました。
北上市花巻市の隣なんですが、地図を見ると4号線沿いのニトリのすぐそば。
ニトリへは家具を買いに何度も通っているので、このジムまでは全部知った道です。
車で20分もかからない。
clambonclimbing.kitakamicity.com

また、ジムまでの2倍くらい距離はありますが、花巻市内の大迫*3地区にある体育館にもボルダリング用の壁があるようですね。
道具を揃えるようになったらこちらにも行ってみましょう。

大迫地区体育施設|花巻市体育協会

手首の懸念が解消されたので、親指が復活したらすぐにでも行こうと思います。
引っ越し後の荷物整理と部屋作りはもう終盤なので*4

*1:Typewellというwindowsで動くタイピングソフトです。働き始めた時にmacに変えたんですが、そのおかげで離れられたのかもしれません。

*2:首周りを鍛えるために日常的に逆立ちをやっているんですが(最近は1回50秒程度を一日5,6回)、手首を痛めていたので拳を握って指を床につける「拳立て」でやっています。

*3:「おおはさま」なんですね。つい「おおさこ」と読んでしまいますが、内田樹氏の昔のブログには「大迫力」さんがよく登場していました。「おおさこちから」さんだそうです。

*4:内装やら何やらを整える過程をブログに書こうと最初は思っていたんですが、面倒臭くなりました。なんというか、文章化するような話ではあまりないのですね。とはいえ、かつてない力の入れようで、ろくに発揮したことのない美的センスをフル稼働させているので、いちおうの完成形にたどり着けば写真を載せようと思います。