human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

一草庵

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51番と52番の間にある「種田山頭火が最晩年を過ごした庵」に寄りました。放浪を続けた山頭火がようやく見つけた安住の地なのだそうです。

自分は歩き遍路旅に出る前に山頭火の日記を読んで、背中を押してくれる気持ちがしました。

日記の中で覚えている言葉は「歩々到着」という仏教の言葉と、山頭火作だったかどうか「魚ゆいて魚の如く、鳥とんで鳥に似たり」です。後者は意味がよくわからないんですが、唯心論をいっているのでしょうか。