human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

重しと休憩と「ナンバ歩きの方向転換」のこと

本ブログのタイトルを若干変更しました。
意味不明ですが気にしないで下さい。
正直になった証を立てました。

 × × ×

88回行けば…ということを少し考えていたんですが、一本歯ウォークデイを数えるのはやめました。
毎回書く必要が、最初の頃はあると思っていて実際あったんですが、最近はなくなってきたので。
今日はちょこちょこ書くべきことがあるので書きます。

 × × ×

今日から「重し」を担いで歩くことを始めました。
高校の登山部ではリュックに砂袋を詰めて階段を上り下りするトレーニングをしていましたが、あれと一緒です。
歩き旅では(チャリ旅はぜんぶ自転車に積めたんですが)全ての荷物を背負うことになるので、それを想定して少しずつ重しを重くしていきます。
重しとしてはおあつらえむきな洋書の写真集(前にBookoffのワゴンセールで買いました)が4冊分あって、今日はその1冊と、あと現時点で溜まっている5円玉が入ったメガネケース(特に意味はなく、いろいろ丁度良い入れ物だったので使っている)をリュックに詰めました。
五円玉は現時点で写真集1冊より少し重いくらいの量です。
もちろんまだまだ増えます。

で、重し入りリュックは肩にはさほど負担はないと感じたんですが、一本歯で歩き始めてみると足首への負担が意外なほど大きかったです。
ただその負担も行程後半には慣れてきたし、ポジティブな面としては踏み込みブレが少なくなったようでした。


その足首への負担増からか、高野川河川敷の上り下りの途中で初めて座って休憩をとることにしたんですが、ほんの数分じっとしていただけでふくらはぎの疲労が見違えるようにとれました。
休憩って大事ですね…登山部で散々経験したはずで(山ではちゃんと時間を計って1時間ごとに5分か10分の休憩をとっていました)、忘れていたわけでもないのですが、なぜかこのことをうっちゃっていました。

昔と考え方を変えたからかもしれませんが、ある方面においてとても頭が悪くなっている(あるいは結果としてそうなっているように見える)気がしてなりません。
もちろん、それでいいからそうしているのですが。

というわけで今でも旅でも休憩はこまめにとろうと思います。
高野川河川敷の行程は全体で1時間ちょいで、その終盤で休憩をとりたくなったので、登山部の時と同じく「1時間に1回」が妥当なところですかね。

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ところで、今日唐突に、一本歯で(ベランダを)歩いていると「ナンバ歩きの方向転換」の感覚がつかめました。
甲野善紀氏が道場でするすると歩く動画(↓の0:20〜0:50くらいの場面)を前に見た時に真似をしようとして、方向転換の仕方がどうしてもわからなかったんですが、今朝突然わかりました。

www.youtube.com

氏の動きを見ているとほんとに「するする」と表現するしかないように滑らかに回転しながら曲がっています。
一本歯でこの「するする」の感覚がわかったということは、足のある部分の動き(まず間違いなく「ひねり動作」でしょう。「ばね動作」かもしれませんが)を制限することで実現されているということです。

この感覚が一本歯歩行に活かせるかどうかはこれから試行錯誤して考えます。
(動画みたいに手をふとももに沿えてやると「するする」感がもっと出て楽しいです。一本歯でふつうに歩く時にこれをやると疲れるなと今日やってみて思いましたが、それ以外に何かあるかもしれません)