human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

宇宙刑事の第二十七歩

cheechoff.hatenadiary.jp

前の記事↑の最後に書いた予告通り、高野川を一本歯で歩いてきました。
予告するつもりで書いたのではなく、何げなく書いていて予告しようと思い立ったからなんですが、書くとやはり有言実行で勢いがつきますね。

さて、漢字二字のルールを破っての派手なタイトルですが、予告を読まれた方はもう分かっているとは思いますが、つまりは

 宇宙刑事ギャバン(脚絆)

と言いたかっただけ。(ぎゃふん)


で、脚絆をつけて歩いてみた感想ですが、まずそんなに邪魔というか動きが制限される感じは受けませんでした。
ハーフパンツ型でズボンの上からつけるレインウェアがあるんですが、小雨の天気で歩く時や寒い時に重宝してけっこう使うんですが、前に一本歯でこのレインウェアを使った時に股があまり開かない感じ(つまり「歩幅が狭くなる感じ」)が明らかにあって、それと比べると脚絆の自由度はかなり高いと思います。

そうだ、サイズはなかなか丁度良い感じでした。
メジャーで測ってこれ↓の「大」を買ったのですが、1つのコハゼを留める2ヶ所のうち全部をきつくなる方に留めて、両足とも「緩まないが締まり過ぎない」程度にフィットしました。
ズボンの上からでなく直接ふくらはぎに付けているので、コハゼを緩い方に留めればズボンの上からでも付けられるだろうし、今後ふくらはぎが太くなっても調整が可能なので長く使えそうな気がします。
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動きが制限される感じはあまりないと書いたところですが、瞬発的な動きが少し鈍くなるかもとは思いました。
歩くだけなら全然構わないのですが。

あとは膝を大きく曲げる時に抵抗になるので、屈伸がやりにくくなります。
これはこれでしょうがないですが、足の体操の中で屈伸が好きな僕にとっては(好き嫌いあるんですよ、体操にも)大きいことだと思わないでもなくて、いやそう思おうとしたけどそうでもないと思い直したのは、そもそも歩行において「膝を曲げ切る」ような動作がないからですね。
学校の体育ならそういう場面がたくさんあったでしょうが(あったかな…今考えて思いつきませんが)、身体を動かす前の体操として「実際に身体を動かす時よりも過剰な負荷」をかける必要性がどこまであるのかをもののついでに今日考えることになったのでした。
伸脚の深いバージョンとか、ランニング前によくやっていましたが、あれもどうなのかなと今さらながらに…。

まあそれはいいのですが、なんとなく脚絆をつけていると安心感があります。
「長時間歩行における疲労を和らげる」と頭で思っているからかもしれませんが、安心感に加えて、実際に歩行の安定感も増しているような気もします。
1時間かそこらでは疲労云々までは言えませんが。

しばらくは装着しながら歩いてみます。
一日中歩く時もつけてみましょう。