human in book bouquet

司書資格を活かせる仕事を探していきます。

大文字山〜日天寺コース(後)

続きです。前半はこちら↓
cheechoff.hatenadiary.jp

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次の分岐。
右へ行くと川沿い(右岸)をそのまま下り、左へ行くと山を登っていきそうな気配がある。
今日は沢下りデイだと先ほど決めたところなので右へ。

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一つ前の写真の地点で右へ行くと決めてから、一度川を渡ったところで振り向いて撮った写真がこれ。
ここにも「先人の足跡」が隠れています。
どこか分かるでしょうか?

正解は次の写真に。

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青枠で囲った部分です。
拡大した写真を次に載せます。

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川を飛び越えるための台となる岩を向かい合わせで2つ置いてくれています。
平たい岩で配置も安定しており、踏み台として申し分ありません。
が、僕はやはり道標としての役割を一番重く見ます。
いずれにせよ、ありがたいことです。

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この3枚の写真は特に意味はなくて、風景として「いいなあ」と思って撮ったものです。
道もはっきりして落ち着いていて、余裕があってそう感じたのでしょうか。

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「接写でござる」
雨の日は苔がきらきらしていて元気そうです。
山に登る前はぱらぱらしていましたが、深く入るにつれて霧雨のようになっていました。
川のせせらぎや鳥の鳴き声(時折猿も鳴いていました)が霧雨によってどれもぼやけて聞こえてくるようで、なかなか幻想的です。

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苔に覆われた岩があったので、ミニ滝壺をバックに接写してみました。
足場が悪かった(川の飛び石の上に立ってました)上にかがんで撮ったので腕が震えて何度も撮り直しました。
デジカメも古いしなあ*1

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さて、人工物がちらほら見え始め、人里の気配(というか主に車の音ですが)もしてきました。
塩ビ管が延びて見える写真は幾つ目かの分岐(ええと…)。
なだらかな道は左に続いていますが、右にも下りられるところがある。

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ちょっと右へ行って下をのぞいてみると、川を渡った先に緑色の階段が見え、その先には木があらぬ方向に倒れている。
写真には映っていませんが、上りの急斜面にいくつも通り道が見られる。
木こりの作業場でしょうか?
興味をそそられますが、一般人には厳しいコースでしょう(というか、作業場なら道はすぐ行き止まるはず)。

戻ってなだらかな左の道を進みました。

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何やら苔に覆われた人工物。
溜まっている水はさっきカラスが飲んでいました。
柄の細い柄杓が置いてあるように見えるが…?

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上記人工物を正面から。
ガンタンクですね(砲身が細すぎるか?)。
何かはよくわかりませんでした。

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すぐそばにはさらに大きな人工物。
周りの風景と馴染んでいますが、「この場所で役割を果たしていたもの」というよりは不法投棄のように見えます。
それはいいのですが、これは何でしょう?
機械系出身にとっては親しみのある外貌をしています。

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コンプレッサでした。
「専売特許」という表現に機械の古さを感じます。

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といったものが落ちているくらいで、そこから少し下ると道路が見えてきました。
地図も見ないでノープランで来ていたので「やれ嬉しや」と思って気が緩んだか、川の上の飛び石を踏み損なって(正確には不安定な「ハズレ」を踏んでしまい)、反射的にバランスを取ったために右足が着水してしまいました。
一瞬でしたが足首まで浸かり、外見は靴もズボンの裾もぐっしょりでしたが、意外と靴の中はそこそこ無事でした(帰ってから靴下を脱ぐと、所々乾いていました)。
「あー、やっちまった」と数分くらい落ち込んでいましたが、まあよくあることだから、と思い直して立ち直りました。
と言っても、よくあっちゃ困るんですが。

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道路に出てから、下りて来た道を撮りました。
登山口のようにも見えますが、鉄橋を渡った先の門は封鎖されていました。
まあ、下りてきたぶんにはしょうがないですね。


地理に疎い自分ですが、さすがにこの道は「琵琶湖行き」だろうと見当がついたので、京都に戻るべく下ることにしました(帰るならふつうは下りを選びますよね、当然ですが)。
車道を少し歩くとお寺を見つけ(本当に京都はどこにでもお寺があるなあ)、右足は濡れていても余裕はあったので*2、見学してみました。

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「日天寺」というお寺。

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鳥居の奥には階段が見えます。

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写真では分かりにくいですが、恐ろしい勾配の階段でした。
すぐ横に荷物運搬用のレールが敷いてあります。
また反対側の横には勾配がなだらかになるようジグザグ状に上る階段もありました。

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階段を上り切って上から。
やはり写真だとわかりにくい。

本堂の前の通路には鑑真っぽい人の像と、子を抱えた母(尼?)の像がありました。
あと本堂の廊下には白猫(本物)が一匹いました。
なんとなく本堂やらその他の祈りを捧げる場所は写真を撮りにくかったので、おまけとして以下に2枚載せておきます。

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かえるの親子像。
「かえるくん、北白川を救う」
内田樹氏もブログに好きだと書いていましたが(というか僕が最近読んだのはこのブログを見て影響されたからですが)、『神の子どもたちはみな踊る』(村上春樹)の短編「かえるくん、東京を救う」はいい話です*3

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竜の首先像。


日天寺の見学を終えて、引き続き車道を下っていくと、予想通り御蔭通に接続され、「北白川別当交差点」にたどり着いて、やっと生きた心地がしました。

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最後を飾るのは、今日の昼食だった、登山前にマルギンで行動食用に買った進々堂(パン屋)の「田舎パン」。
1個が人の頭の大きさくらいある巨大なパンで、その半個分を買って、大文字山から車道に下りた時から食べ始めたんですが(もちろん「歩き食べ」で)、途中コンビニにトイレに寄ったりスーパーで昼食おかずとしてかき揚げを買ったりと中断はありましたが、帰ってくるまでに食べ終えることができなかったのでこのブログ(前半部)を書きながらも食べ続けていました。
食べ終えたのは17時くらい。どこが昼食なのか。

うん、行動食は大事ですね。
次に大文字山に上る時はもっと長い行程が予想されるので(もしかしたら滋賀まで行っちゃうかもしれない)、準備は怠りなきようにしたいと思います。

*1:今使っているのは富士フィルムFINEPIX Z100fd。ちょいと調べると、発売は2007年だったようです。新品で買ったからたぶんその年に買ったのでしょうが…古いですね。不都合は色々生じていますが、長年使ってきた愛着もあり、また画質は特に追求していないので、寿命を全うさせるつもりではあります。

*2:いやところでしかしこの京都生活を初めてから「余裕がある」としか言っていない気がします。森博嗣氏の著作名(↓)を真似て『余裕しかない』というタイトルを…何のタイトルにしようかな。ブログタイトルか…なんかあからさまだしやめときましょうか。

議論の余地しかない

議論の余地しかない

*3:ウチダ氏のブログ(フランスに語学研修で滞在した間の日記)のリンクがピンポイントで張れませんでしたが、「9月2日」の記事に該当箇所があります。