human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

市営プール通い/いくらでも泳げるぞ(ぐふふ)

昨日まで実家の枚方大阪府)に3日ほど帰っていましたが、実家にいる間も暇をみつけてプールに行きました。
実家にいる間は実家がわりと樟葉駅に近い(といって徒歩15分くらい)ので京阪沿線の駅近で探し、枚方市駅(リンク上)と中書島駅(リンク下)の駅近プールへ行きました。どちらも完泳コースがあり、とにかくひたすら泳ぎたいという人でも大丈夫です。
www.hirakata-shakyo.net
www.kyoto-park.or.jp


また厚木ではこれまで厚木市HPに紹介されている3つのうち、2つの市営プールに一度ずつ行きました。

厚木市 荻野運動公園 | Ogino Athletics Park

www.atsugifureai.com

荻野運動公園のプールは屋内の25mプールと屋外の50mプールが隣接して設けられており、屋内も屋根が半分ガラス張りで開放感があります。
また屋外では84.7(FMヨコハマ)がかかっており、快晴の日には海にでもいるような夏気分が味わえます(なんて書く自分はもう10年以上海に行っていませんが)。僕が言った日はちょうどラヴリーデイがかかっていてリクエスト曲も夏曲ばかりで、台所で食器を洗いながら聴くのとは全然違うなあとびっくりしました(図らずも「あれ、なんだか夏を満喫してるなあ」と思ってしまいました)。

で、今日行ってきたのがふれあいプラザの温水プールです。

 × × ×

立地はともかく僕はここがいちばん好きだなと思ったんですが、それは1コースが広かったからです。
僕は平泳ぎオンリーでしかも遅いので後ろのスイマーに追い越してほしい時によける十分な幅があると、プレッシャーなく泳げるしプールサイドで追い越してもらうためにわざわざ足を着けなくてよくなります。
これが僕にとっての好条件だというのはもちろん行ってみて理解したのですが、おかげで自分が長距離を難なく泳げることが判明しました。

「プールで泳ぐ時はいつも後ろから追い立てられていた」と一つ前の記事に書きましたが、今年の夏に久しぶりに泳ぎ始めてからはそのようなプレッシャーから解放され、回を重ねるにつれ着々と水に慣れてきていると感じています。
小中高の体育で泳いでいる時は「泳ぐ」=「消耗」で、泳いでいる間にどんどん苦しくなっていって息が切れたら立ち上がるというプロセスが体に染み付いていました。
これだと水泳が面白くないのも当然だと思いますが、ここ数回、特に今日の成果として、「消耗」ではなく調子を落とさず持続させたまま泳げるようになりました。つまり、まあ肩や腕や脚がしんどくなってくるのは仕方ないとして、息が苦しくならないように呼吸する(水中で息をはく、息継ぎをする)ことができるようになりました。これは水泳嫌いの自分からすれば革命的な進歩なのですが、特にレッスンを受けたわけでもなく、ただ場数を踏んだだけ、そしてリラックスして泳ぐことを意識しただけです。

体育の授業が水泳の苦手な子供に刻印したトラウマは、「水と親しむ」というだけで克服できるのですね。
(高校1年の時に学年全体で3日間にわたって泳ぎまくる「水泳訓練」という行事がありましたが、あれは本当に地獄でした。クロール25mで息切れする人間には通常の体育の授業ですら苦痛なのに…あれで嫌いにならないはずがない。ちなみに水泳訓練ではクロールの熟達度に応じてクラスがA〜Eに振り分けられたのですが、フォームはヒドいながらも根性で25m泳げた自分はCクラスでした。Dだとたしか太腿にビート板を挟んで手を掻く練習とかをしていたはずですが、僕もそっちに行っていたらもう少しクロールがまともに泳げるようになっていたかもしれない)
今日泳いだ中では、たぶん40分くらい足をつけずに(全然クイックでないターンで)ずっと泳いだ時が最長で、往復の数は数えなかったんですがたぶん…いや、数値化するのはやめておきましょう。別にそちらを目指しているわけではないので。

ところで、上で立地のことにちらりと触れましたが、ふれあいプラザは本厚木駅からバス1本で行けるものの、僕の住む所からバスで行こうと思うと1回乗り継いで2本乗らねばなりません。
いや、普通に考えれば乗り継いで行けばいいのですが、いつも本厚木駅前まで歩いている身からするとどうも癪に障る。
というわけで行きは半分バスに乗りました(厚木バスセンタ〜金田下宿)が、帰りはぜんぶ歩きました。

伊勢原まで歩くよりは近いのではないかな? と適当なことを考えて方角的にそれっぽい道を歩き、僕の長距離徒歩に関する第一条件「車通りの少ない道」をそれとなく満たすコースを見つけ、たのはよかったんですが、途中でにわか雨に降られて(雨具はザックカバーとタオル(!)のみ)木の下で雨宿りをし、思ったより枝の葉が少なかったのとバッチシにわか雨っぷりを発揮されてザーザー降られたためにかなり濡れてしまいました。
そのにわか雨で濡れたズボンが乾くくらい歩き続けてようやく帰って来れたのですが、朝に40分歩き、昼間に3時間泳ぎ、そのまま??時間(具体化したくない…)歩いたり立ち止まったりして、その終盤は服が濡れていたという今日一日を振り返るとよくこれだけ体をこきつかったもんだ風邪引くに決まってんじゃないか、と思ってしまいますが、
まあ引いたら引いたで明日あさってはぐったりするとして(どうせ台風とかで雨だし)、引かなければ「プール効果すげー!」と思っておくことにしましょう。

しかしこれ平日毎日続けられるのかな…?