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引っ越して落ち着いたらタイトル考えます(仮)

本格的に本と関わっていきます。

粛々と一歩

ルドルフ・シュタイナー』(C.ウィルソン)を読了したのが7月11日。
その週の日曜(7月17日)に観たのは『生きる』(監督:黒澤明)。
その翌週の平日から『だから荒野』(桐野夏生)を読み始め、
その週中には退職する一歩を踏み出していました。

という(僕の中では主な)経緯を経て、本日無事、最終出社を終えました

いつか辞めるだろう、といつも思ってはいましたが、
小さなきっかけは職場内でちょこちょこあったとはいえ、
背中を分厚い手で支えてくれたのは『生きる』でした。

流れを変える一歩を踏み出す直前が一番大変で極度に緊張するもので、
部署替えを希望した時も部署内で席替えを提案した時も体が震えましたが、
今回はその一番の山場(前上司に相談する場面)で冷静に行動できていた間、
『生きる』の主演の人が歌う「ゴンドラの唄」が頭の中を流れていました。

 〜♪ 命短し 恋せよ乙女 〜♪

生きる<普及版> [DVD]

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黒澤明監督映画は『七人の侍』を最初に観て、
「ゆくゆくは(TSUTAYAにある)全作品を観よう」くらいに思っていたのですが、
7/16に他の映画ではなく他の黒澤作品でもなく『生きる』を手に取ったのは、
シュタイナーか、または『クラウド・コレクター』の影響かもしれません。

というのも丁度クラフト・エヴィング商會のこの本を読んでいた時期でもあって、
TSUTAYAで『生きる』のDVDを手に取った時に、
表紙の主演のおじさんが被っているシルクハットからこの本のこと、
そして植田正治氏の写真(↓の本の表紙に使われています)を連想したのでした。
cheechoff.hatenadiary.jp

何にせよ、普段の生活の流れに逆らわず、
自然に、さも当然のように退職までを粛々と過ごせたことは、
これからの自分の生き方を象徴しているように思います。

有休を消化する9月末までは神奈川にいるつもりですが、
ここにいる間にすることも、その先のことも色々と考えてはいます。