human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

鴨川が 浮かぶツバメの 雨宿り / 観自在…

雨降りの朝、寮のベランダの手すりでツバメたちがちっちと囀っていました。

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 × × ×

今日は有休で部屋に居ずっぱりでしたが(橋本治『ぼくたちの近代史』を読了)、
午後に血走って見たくもないgoogle earth的航空写真を見てしまい、
(血走る=血迷う+先走る。目ではなく、精神が、です)
暫時無力感に苛まれていたんですが般若心経アシッドを聴いて我に返りました。

人はいつ、どんな状況においても、精一杯「今できることをやる」しかない。
(願わくば「今しかできないこと」をやりたいが、やる前からそれとは分からない)
精一杯生きられない時に嘆く対象は、その状況ではなく、その意志でありたい。
内から湧き出る悲しみを、外からやってきたと取り違えたくない。

般若心経はいつか意味も調べて、暗唱できるようになろうと思います。