human in book bouquet

本格的に本と関わっていきます。

 -高橋源一郎

死者の視線を感じる(『成長から成熟へ』を読んで・後半)

前半から続きます。 たとえば、『宮本常一が撮った昭和の情景』(上下巻/毎日新聞社)という写真集を見てください。(…)この写真集を見ていると、あきらかにいまのぼくたちとは目の光が違うことに気づくはずです。 それが、プロの写真家ではなく、あくまで…

無垢について(2)

無垢という言葉から、いつも連想する人がいます。 『いつかソウル・トレインに乗る日まで』(高橋源一郎)の登場人物です。 自分の記憶に残るまま、書いてみます。 読んだのは、記録によると4年前のことです。+*+*+*ある場面で、主人公は隣に寝ている…