human in book bouquet

本格的に本と関わっていきます。

 -養老孟司

必要と必然について

「必要」という言葉に、強く反応することがあります。 「必ず要る、というがそれは本当か?」と疑問に思うことが多々ある。 「必要」という言葉がその物や状況の必要性を形作るのは本末転倒とも思う。 自分の中に強い基準があると、人の言葉にも自分の思考を…

「自然」の実感について

久石 今、みんな暇さえあれば携帯メールをしているみたいだけれど、メールに花鳥風月のことを書く、自然のことを話題にする人なんていないんじゃないのかな。 養老 振り返って考えたとき、人間世界の誰それに怒られたとかいじめられたとかいうのは、自然の中…

「自然」を書くこと

養老 (…)中学生の時にいじめられた記憶を二十五歳になって書いたという『十四歳の私が書いた遺書』という本を読んだんです。そこで気がついたのは、その本の中には、花鳥風月が一つも出てこないんです。桜が咲いた、台風が来た、雪が降ったといったことは…

「自分の必然」の情報化について

最近、「必然」について考えています。一般的には、そうなるべくしてそうなった、ということを意味します。 これを「最初から、やる前から結果が決まっていた」ととらえる人がいます。 結果が分かり切ったことをやっても面白くない、と言えば頷きはします。 …

「運動性だけがある音楽」のこと

養老 『The End of the World』には意識的な志向性がありますね。どっちかというと情緒的。『Sinfonia』の方は論理性の追求ですね。 久石 はい、まさにその通り。(…)『The End of the World』は(…)ある種伝えたいことがあって、その認識を持って作曲する…

「方法論」について

註(13) <"かまえ(disposizione)"=もののみかた、ふれかた>という意味での理論について、メルッチは「現実を単に当たり前のもの、明白なものとして見てしまわないための、リアルな現実をとらえるためのある種のフィルター、現実がもつ意味について問いを…

和歩実践一ヶ月目進捗報告

和歩を始めてひと月ちょっとが経ちました。(きっかけは長いですがこちら↓) 「和のウォーキング」について - ユルい井戸コアラ鳩詣 2時間も和歩で歩くと、毎週何かしら発見があります。 でも歩き方を考えながら歩く時間は減っていて、安定しつつある。 何…