human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

 -石黒浩

石黒浩と森博嗣

『"糞袋"の内と外』(石黒浩)を読了しました。序盤を読みながら、何度か『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』(森博嗣)の内容を連想し、それもあって、この二人は似ているかもしれないと気付きました。 一度そう思い込むと不思議なも…

神の構成論的アプローチについて

ここで心に留めておくべきことは、脳化学や認知科学において、人間がCPG〔セントラルパターンジェネレータ〕を使ってどのように体を動かしているかは、いまのところはほとんど明らかにされていないということである。分かっている事実は、人間にはCPGという…

「ジェミノイド本」のこと

予告通り、石黒教授の本の話です。学部時に教授の所属科にいたので、ちょっとした身内感があります。 4回生の研究室配属時に選択肢としてありましたが、当時は妙な噂があった。 「I研は給料が貰えるくらい忙しい(こき使われる)」と。 教授の授業の印象か…