human in book bouquet

本格的に本と関わっていきます。

 -森博嗣

小島信夫-(曼荼羅)-森博嗣

とにかく、そろそろ色々調べ始めることにしましょう。柔軟の第十一歩、遍路出立条件 - お遍路天狗への道と、昨日書いたところの今日に『寓話』(小島信夫)を読んでいて、四国遍路の記述が出てきました。読んでいる間は特に驚かなかったんですが、そろそろ小…

『喜嶋先生の静かな世界』(森博嗣)を読んで

いつも平日夜は一日おきに小説二冊を交互に読んでいますが、 今回はちょうど年末で、先週後半にうち一冊を読了したので、 仕事納めの今日に読了するようにもう一冊を毎晩読みました。 年始からは二冊とも新しく始められるわけできりがよいです。+*+*+*…

女性への適応と行動について

「きおくをことほぐ」タグの(4つ前の記事は零回目として)一回目ですが、 言祝げるような内容でない予感が書く前からしていますが、 大事なのは内容の評価(ニュアンス)ではなく「縁が生まれる」という現象そのものです。 過去に対する評価は常に、その時…

山岸センセと揖斐くん

相変わらず土曜日の話。最近、土曜にVeloceにいる時間が長くなりました。先週は『「しがらみ」を科学する』(山岸俊男)を午後いっぱいで読始&読了し、 今日は『安心社会から信頼社会へ』(山岸俊男)を5時間強で半分読みました。 前者はちくまプリマー新…

「板β食ーべたい」話

タイトルは嘘で回文ですが、あの「ABCビスケット」のイメージです。何の話かといえば、βからの連想です。 なぜβかといえば、さきほど読了した本のことです。 このシリーズは久しぶりに読みました『ジグβは神ですか』(森博嗣)。 凄いとしか言えません。内容…

融通無碍について

僕らは、あなたを驚かそうと思った。そして僕らはあなたを弱い女よと呼んだ。 「弱い女よ、僕らは、征服者になるのだよ」 (…) 「そうなったら、僕らはあなたの恋人だ。奴隷よ、僕らのために詩を読め……」 しかしあなたはもう読んでくれなかった。あなたは本…

「透明感」について

その宇宙的世界のイメージを語るなら、両手で親指と人差し指を立ててL字型を作り、それらを合わせることに依って長方形の窓を作り、星空に向けて覗いた時に感じる感覚である。輝く星がそこに入り込み、限りない奥行きを秘めた透明な世界が実感できる。ここで…

見つめる為に写生する(2011/9/24)

2011/09/24(土)16:21店内 Lブレンドコーヒー ¥220 ワシダ氏〔鷲田清一〕p.35を見て思い出す。 「見続けることで、今まで見ていなかったように物が見えてくる」 というようなコトを誰かが言っていた。「見続けるために描く」のだ、と それを聞いて、面倒だ…

"現状維持"から"変化"へ(2)〜思考と身の丈について

前回↓の続きです。現状認識から行動へ(1)〜必要と不安について - ユルい井戸コアラ鳩詣タイトルを微妙に変えましたが、言いたかったのはこちらでした。 まず「行動」の方ですが、これは生活を変えるとか、体を動かすとかいう話ではない。 結果としてそれらに…

システムに回収される関心について

無関心とはただ相手を認知しないということだけではない。相手の体験を恣意的に改竄し自分たちにとってのカタルシスの物語のひとつとして「回収」していくという形の無関心と同時にある。 「一日目 岬から始める」p.67(新原道信『境界領域への旅 岬からの社…

sense of sensorについて

愛の対極にあるのは憎しみではない。無関心である。美の対極にあるのは醜さではない。無関心である。知の対極にあるのは無知ではない。それもまた無関心である。平和の対極にあるのは戦争ではない。無関心である。生の対極にあるのは死ではない。無関心、生…

リアリティについて

一般に、ミニカーやプラモデルの車は、実物よりも幅が広げてあります(そのうえシャコタンになっています)。そうしないと本ものらしく見えないからです。縮尺のままでは実物らしくないわけですね。鉄道模型でもそういったデフォルメがあります。模型の設計…

回転木兎について

変な比喩かもしれませんが、世の中には、人に見られていなければ100mをもっと速く走る人間がいるかもしれないわけで、「日本一」とか「世界一」というのは、「人に見てもらいたい人間の中では日本一、あるいは世界一」という意味ですよね。(…)柔道などの格…

マイナについて

たぶん、アンチ巨人、というか、主流派が嫌いなのですね。メジャよりマイナを支持したくなるのが基本姿勢かなって思います。 たとえどんな正義であっても、人々が一致団結するのって、とても恐いし、戦争の前兆というか、臭いがそんなところにあると思うので…

境界について

たとえば、街角で笛を吹いていて、通行人の興味をひく人がいたとしよう。(…)多くの通行人は、数秒間だけ笛吹きが奏でるメロディを認識するに過ぎない。多少歩を緩めるくらいだろう。だが、ある人は、たまたまその笛の音に感動して、彼に歩み寄って話しかけ…

選択の自由について

だいたい、右利きと左利きってやつもそうですよね。森の場合、どっちって決めてないのです(笑)。もちろん、新しいものに対して最初はちょっと慣れませんが、じきにちゃんと新しいインターフェースが自分の中に形成されるんですよね。つまり、人間にはその…