human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

 -小田嶋隆

「高輪ゲートウェイ駅」、愚民思想、鏡と自覚

毎週、2,3日遅れで読んでいる小田嶋隆氏の時事コラム。 その先週のコラム内にタイムリーなテーマが扱われていた。 というのは、僕も同じようなことをこの数日考えていたからだ。 彼らは、 「オレはこういうのが好きだ」 と考えて、広告文案を案出しているの…

棚をしまう/「無駄のない生活」とは?

『小田嶋隆のコラム道』(小田嶋隆)を読了しました。 小田嶋氏の文章からはしばらく遠ざかっていましたが、思えば会社を辞めてからは本もネットコラム*1も読んでいませんでした。 小田嶋氏と内田樹氏の対談が巻末にあり、その中で「携帯電話が流通し、ネッ…

「待ち方」について(後)

前回↓の続きです。「待ち方」について(前) - ユルい井戸コアラ鳩詣cheechoff.hatenadiary.jp自分のことを書こうと思ったのですが、それはやめることにしました。 ちょうど今日の昼休みに読んだ小田嶋氏の記事↓のことがあります。 僕の部屋は世間から隔絶さ…

文章の無力さについて

今週の『ア・ピース・オブ・警句』を読んで、黙り込んでしまいました。 もともと無言で読んでいるので口ではなくて「心も黙る」というのか。 文章を他者に向けて書く誰もが自分のこととして考えるべき問題です。 小田嶋隆氏の鋭い舌鋒はもちろん氏自身のライ…