human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

 -変化のこと

着脱式鰓呼吸器の詩

最近、仏教や禅の本を並行していくつか読んでいて、 おそらくそのせいで文章があまり書けません。何度か動機が湧いて書き始めたことがあって、 でもだんだんと内容が書きたいことからずれていって、 それ自体はいつものことですが、 その収拾のつかなさを放…

ありもの「野菜だし」、変化し続けること

半年ほど前に岩手に引っ越す直前、京都府立図書館の向かいの蔦屋書店でいくつか料理本を買いました。 その当時に自分が想像する食生活のベースになるだろうと思って、野菜スープ本、サラダ教本、玄米レシピ本の三冊を選びました。 そのうちの一冊↓は、今も料…

粛々と一歩

『ルドルフ・シュタイナー』(C.ウィルソン)を読了したのが7月11日。 その週の日曜(7月17日)に観たのは『生きる』(監督:黒澤明)。 その翌週の平日から『だから荒野』(桐野夏生)を読み始め、 その週中には退職する一歩を踏み出していました。という(…

井の中のコアラ、退会を知る

なんとも絶妙なタイトルを思いついたので、 twitterを止めることにしました。 × × ×と書くとウソになりますが、 まあ結果的にそう考えると収まりがよいという話です。 × × ×最近家でネットを使う時間が減っていて、 昨日5日ぶりくらいにPCを立ち上げると、 …

変化のこと(11)- 習慣を必然と感じること

まえおきのまえおき 朝食を平日がグラノーラ&ヨーグルト、休日がミューズリー&ヨーグルトと習慣付けてから1年ちょっとが過ぎました。 事の発端(なぜ思いついたのか)は忘れましたが、初期の記録をブログに書いていたのでリンクを貼ります。ジャムのこと…

変化のこと(10)- 一念ほっけ(サバだけど)

家にヘルスメータが来てから色々と変化が訪れています。ヘルメ君は去年一年医者に行かなかった(保険を使わなかった)とかでもらったカタログギフトに載っていました。 今まで一人暮らし生活の中で体重計を部屋においていたことはなかったのですが、他に欲し…

人と会ったこと、また会うこと

きのう、実家から神奈川に帰ってきました。新幹線も含めて全部鈍行で帰ると5時間近くかかりました。 疲れはしましたが、急行で人混みにまみれるよりはましだったかと思います。 こだま(京都〜小田原)では一車両に多くて十数人しか乗らなかったので、逆に…

人と会うこと

久しぶりに衣服を買いました。上着と靴を、古着屋で。 人と会う、と思うと身だしなみを整えたくなるらしい。そういえば、会おうと思って会いに行くのも久しぶりだ。 +*+*+* 自分の為と、人の為、の境目がよくわからなくなる。自分の為の中には、必ず幾…

変化のこと(9)- 再・首凝り族

また首が凝ってきました。 前に「治った…?」と思ったのは3ヶ月前でした。変化のこと(6)-脱・首凝り族- - ユルい井戸コアラ鳩詣原因がよく分からないのでちょっと考えてみようと思います。 逆戻り、ではなく螺旋運動のイメージを持ちたいので。 それで最…

変化のこと(8)-ハウスワーカ的ブリコルール

主婦も主夫も、性別が出てくるので時に使いづらいですね。 「主婦」はだんだん肯定的に使われていますが若干古めかしく、 「主夫」だとイクメンとか急にポストモダン(?)な感じがします。 かといってタイトルみたく書くと被雇用者みたいですが、まあ「韻」…

変化のこと(7)-不易流行もフラクタル(ジャム&ウィスキー2)-

本ブログの開設初期に書いた、ジャムとウィスキーの話の続きです。 その時の投稿内容はこちら↓↓ ジャムのこと(2) - ユルい井戸コアラ鳩詣 ウィスキーのこと - ユルい井戸コアラ鳩詣 「ジャム(ときな粉)をグラノーラにトッピング」の朝食はあれから続い…

変化のこと(6)-脱・首凝り族-

年末だから、でもないですが、生活の変化を振り返ってみます。 生活の細部を点検すると、変わったことと変わらないことがある。 でも変化には必ず「基準」があります。 果して「変化の基準」とは何か、そんなことも考えつつ。+*+*+*まず、肩と首の凝り…

変化のこと(5)-Consciousness is half the battle-

朝日新聞を今まで長期にわたって読んできました。 実家も朝日だったし、学生の間読まなかったのは1、2回生の頃だけでした。 就職で京都から神奈川に引っ越す時も販売店どうしで引き継いでもらった。 それが、つい3ヶ月前に、ひと月読むのを止めてみようか…

変化のこと(4)-パッシブ朝活-

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を思い出しました。 あれはハルキ小説の中でも特に教訓の多い小説だったな、と。 村上氏が教訓好きなことは村上堂エッセイシリーズで触れられています。 教訓には、普遍に返る作用と変化を起こす作用の両方…

変化のこと(3)-焼き魚と箸捌きの弁証法-

「カレイの発掘調査」の話です。少し前に『東海レトロスペクティブ』(野口芽衣)を読みました。 タイトルに惹かれて(京都…)、読んでみると考古学のマンガでした。 「モノはずっと残るんだ」という悠久ロマンが爽やかに感じられました。 調査には発掘だけ…

変化のこと(2)-意図と習慣の「啐啄の機」-

昨日、変わったことを考えて、今日そういえばもう一つありました。 雨があまり嫌いではなくなっている。 僕は歩くのが好きですが、それは手ぶらで全身を使って歩く時。 片手に傘を持つなんて、ましてやそれを差して歩くなど言語道断。だから、毎週歩きに出る…

変化のこと(1)-フラクタル・マトリョシカ-

気がつけば変わっていたこと。指の荒れが治りかけています。 右手の親指と中指と薬指の先が、ひび割れていた。 薬品荒れと思い、ある期間軟膏を塗ったが治らなかったので放置していた。 発症した理由も定かでなくなり、回復した理由も分からない。イヤホンの…