human in book bouquet

大阪市内で工業デザインの仕事を始めました。ボルダリングも続けます。

思考の自由、意識と関係、その起源

誰もあなたに助言したり手助けしたりすることはできません、誰も。ただ一つの手段があるっきりです。自らの内へおはいりなさい。(…)もしもあなたが書くことを止められたら、死ななければならないかどうか、自分自身に告白して下さい。何よりもまず、あなた…

評価、身の丈、個性と抽象

『思想をつむぐ人たち』(鶴見俊輔著、黒川創編、河出文庫)を読了。 これで2回目だったか、3回目だったか。思想をつむぐ人たち ---鶴見俊輔コレクション1 (河出文庫)作者: 鶴見俊輔,黒川創出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/09/05メディア: 文庫…

悪なす善人、名刺を作って思うこと

半年以上かかっていた『1Q84』は結局、岩手から引っ越す時期の慌ただしさに巻き込まれてbook3前半で途絶し(そして引越し時に半分の蔵書とともに手放した)、なにはともあれ騎士団長への道が一歩前進、次は「多崎つくる」かと思って本棚を眺めると、訳書でな…

Galera2級初クリア、鍛えずに登る、三度入り口、etc.

galera-climbing.com 大阪へ来て、ガレーラ↑に通い始めて1月半、昨日ようやく2級課題(スラブ)を初クリアしました。 常設課題ではなく月ごとにホールドの配置が変わるマンスリー課題ですが、マンスリーの中では3級が未だ一つも登れていない中の、唐突な…

タイムリィな変化に鉢合わせしたので

1週間くらいぶりに内田樹氏のブログを訪れるとHP構造が一新されていました。tatsuru.comスマホ対応なのか、すごくシンプルになりました。 前みたくブログ記事の両側に著作紹介やらツイッターやらがごちゃごちゃ表示されなくなったので、見やすくなって僕は…

暑さと半死、それは修行なのかもしれない

暑いです。 こうまで暑いと、能動的になる意志が熱気に奪われる心地がします。意志は能動性の言い換えのようなもの。 先に受け身の出来事があっても同じで、意志がなければ受け続けるだけ。 「それはいやだ」という反逆が、人の意識の始まり。 だから「それ…

12日目:疲労の徴候、4日ぶりの24番 2017.3.12

この日は、9日目に薬王寺を出て、鯖大師には寄りましたが4日ぶりに次の寺、24番最御崎寺に到着しました。般若心経や光明真言などを唱える、寺に着くと本堂と大師堂とで2回行う「お勤め」は、日によっては8回、10回とやる日もあり、そんな日は歩く時間が減る…

11日目:鈴をなくす、食あたり、「徳増」にて 2017.3.11

以下、日記をそのまま抜粋。 (1)鈴*1をなくした:人気のない道が増えてから白衣の紐につけるようになっていたが、上着を脱ぐ時に一度外す必要が生じ、いったんそばに置いてからそのまま忘れてしまった*2。熊よけ鈴との縁はこれまで、遍路用品店か高知市のア…

理屈の意志、知性の透徹

「理屈はあとからついてくる」とは逆の方向。 「有言実行」よりも抽象的。知性への信頼。 個の超越。 攻撃は最大の防御という言葉があるが、相手が防御しようと構えている場合には、そうそう簡単に有効な攻撃をすることはできない。むしろ相手が攻撃に転じる…

中央線ボルダリング事情

仕事の行き帰りの途中で通えるジムを探していました。 途中とは、主には高井田〜九条間(中央線)か、横堤〜ドーム前千代崎(鶴見緑地線)。 晴れていて特別な用事がなければほぼ通勤は前者の中央線です。これまでに森ノ宮と本町のジムに行きましたが、(前…

ゴミ出しにまつわる自由連想

花巻にいた頃の話。ゴミ袋は市の指定のもので、燃えるゴミ、資源ゴミともに2週に一度のペースで収集へ出していました。 収集所には各地域指定の番号があり、ゴミ袋にその番号を記入します。 僕のところは「南-20-3」だったんですが、住み始めてしばらく経っ…

『スティル・ライフ』、布を垂らす、ぶり子再認知

雨なので家にいました(と気兼ねなく言えるっていいですね)。 久しぶりにゆっくりと本を読んでいます。引越しの少し前から本を読む時間が少なくなって、大阪にきてからもしばらくは動き回っていたので読書に頭を使う余裕がありませんでした。民家の立て込ん…

「都会に舞い戻った縁」に関する覚書

住まいの整理がだいぶ落ち着いてきました。 大阪市内・鶴見区のテラスハウスを借りたのですが、やはり都会です。 当然ですが岩手とは環境がまったく違います。ただ、もともと大阪育ちなので周りの環境にはすぐ馴染めたようです。 静かなところに住みたいと思…

新しい仕事(1):友人とユニットで工業設計をする

シェアオフィスでの仕事が始まりました。 開始早々に忙しくて、1週間ほど経った今やっと落ち着きました。 次の案件開始は僕次第ですが、その前に仕事内容について書いておきます。仕事のジャンルとしては「機械設計・工業設計」です。 大小問わずモノの設計…

私信つづき(携帯復帰しました)

SIMカードのみをUQモバイルで購入して、 SIMフリー端末として購入したAQUOS SH-M04が動かず、 中古販売業者と通信業者の板挟みに遭って*1結局返品し、 (ここまでが前回時点) 別の販売業者から買った中古iPhone6Sはカード挿入後、一瞬で開通しました。ふう…

身体版「無知の知」

通っている北上のジムで、先週からコンペが始まっています。 秋田のジムと合同でやっていて、2週ごとに開催地が入れ替わる。 1戦ごとに、開催中に完登できた指定コースの数・種類に応じてポイントが獲得できる。 それぞれのジムで2戦ずつ、計4戦の総合ポ…

私信ですが

ガラケーからsimフリースマホへの移行が手間取って、携帯が使えない日が続いています。 1週間前くらいからだったと思うんですが、たぶんあと1週間は続きそうです。 引っ越し前なのに…仕方ありませんが。 どうあれ、落ち着くまでもうしばらくかかりそうです…

新しい仕事(0):磨耗を起こさない、風景との関係

前に書いた文章を読んでいました。 これが書かれた時の頭の状態が、読んでいると思い出されます。 眉間には軽く皺が寄り、口は意識的にぴたりと閉じられている。 真一文字を崩す口の端の歪みは、頭の潜行を許す身体の諦めの証。cheechoff.hatenadiary.jpこの…

新しい仕事(0):本と自覚

仕事についてちゃんと考えておかなくてはと思い、その一方で直近にやる必要のあること(引っ越し準備など)が確定されてそちらに意識がとられていました。 やることが具体的なほど動きやすいけれど、抱えるタスクが具体的であるほど、それと同時に対面してい…

陸酔いとともに/新しい仕事

愛媛・松山車旅、無事帰還しました。途中で何か書くと言いながら、書く余力がありませんでした。 考えることがあると言って、運転中は頭が空っぽでした。日記というか行動記録は、五日坊主に終わりました。 ボーズではありませんが、旅用に買ったスピーカー…

三度目の旅は軽四で

というわけで明日から岩手発の車旅です。 学生時代のチャリ旅(大阪〜北海道)、去年の歩き旅(四国遍路)に続いて、とうとう車でもやることになりました。 旅行というよりは、やはり旅ですね。モチベーションからいって。デラシネ・フットワークを活かして…

愚かさと愛、ねじれ、ちいさな問題

『戦中派不戦日記』(山田風太郎)を読了。 橋本治氏の解説から2つ抜粋しておく。 太字は本文中傍点部。 昭和十七年の春は、こうして軍需工場で働きながら医学校進学を目指すことになる。受験勉強は全くしていない。医者になるということは、一人で飛び出し…

自主コース作成、綱渡りの極意、漢方クライマー

手首と指を痛めているが、相変わらず週3で壁を登っている。 その内容が、現状なりに変化している。左手を突っ張る登り方ができない。 よって、もっぱら引き上げる動作主体になる。 またホールドに飛びつく(ランジ)こともしない。 キャッチ直後に自重が手…

積極的消極主義

「先程きみは驚くほどはっきりと、ぼくのことを消極主義者だといったね。でも、それには二種類あるんだ。消極的消極主義、これはヴァルターのもので、それと積極的消極主義!」 「なんなのよ、積極的消極主義って?」と、クラリセは好奇心に駆られて尋ねた。…

『14歳のバベル』(暖あやこ)を読む

ちょっとした縁があり、『14歳のバベル』(暖あやこ)を読んだ。 SIMは途中からSF度が増してきたので魔法都市ゴドランド。 原曲はごちゃごちゃしているが、頭の中でBGMを流すので「実際」はシンプル。 以下、思ったことをちょっと書いてみます。 (SIM : S…

九条と自衛隊、思想のオーソドクシー、手続きのまっとうさ

『さようなら、ゴジラたち』の「戦後から遠く離れて」の章を読む。 憲法改正手続き法案が衆議院を通った頃の、憲法九条論。『九条どうでしょう』(内田樹ほか)は前に読んだ。 加藤氏はこの本所収の内田樹の主張にほぼ賛成している。 (以下、いろいろ混ざっ…

「あれは想像です」、TVピープル、道路地図

土曜日の昼過ぎに呼び鈴が鳴る。 戸を開けると佇む女性。 日蓮宗の分派の勧誘。 歴史の遺物だと思っていたが。「キリスト教の、あの…シト…」 「ああ、エホバのことですか?」 「そうです。あれに比べると、規模は小さいようですね」 「あれは想像ですから」…

身をやつす、苦労の「言い値買い」、Y.Kのこと

朝食時に『小説修業』(小島信夫、保坂和志)を読み始める。 ハシモト氏の「貧乏は正しい!」シリーズはこの後になりそう。週に一度の洗濯は朝起きて食器を洗う前に洗濯機のボタンを押す。 1時間の暖気なし乾燥「風乾燥」を含めて、朝食を終える前にブザーが…

原発神話と小商い、精神の貧乏性

『小商いのすすめ』(平川克美)を読む。 SIMは村松健「北帰行、ついておいで」。 汎用性の高い一曲。小説以外の、思考を巡らせる本でよく流す。「経済成長から縮小均衡へ」の章で、橋本治氏の本の引用がある。 自分も全巻持っている『貧乏は正しい!』の初…

10日目:護摩、地産地消、おにぎらず 2017.3.10

朝の6時10分前、宿坊のロビーに行くとフランス人Jack翁が待っている。"Good morning."「オハヨゴザイマス」お互いが気遣って言語がひっくり返る。5分前に住職が早足でやってきて、立ち止まりもせずに「ではお堂へ参ります」と案内を始める。「あの、まだ1人…