human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

追記

f:id:cheechoff:20170413200125j:plain
一つ前の改良版についてですが、思い付いた時に「ペダル固定タイプのレース用自転車」のイメージが浮かんでいました。

足をペダルに固定することで、踏み込む時だけでなく足を引き上げる時にもペダルを漕ぐことができます。この引き上げ動作には普段使わない筋肉を動員するので慣れないうちは変な筋肉痛になる、と記憶しています(学生の頃チャリ旅に使ったツーリングサイクルにもペダルに固定具がついていたのです)。

今日丸一日改良版で歩いてみて上記のイメージもまんざらでもないなと思ったのは、太股の裏側を使っている感じに気付いたからです。足の負担がどう変わるかはこれからしばらく様子見です。


写真は昨日泊まった仙遊寺宿坊から見た、今治の街並みと朝日です。

歩き方の改良

f:id:cheechoff:20170412193634j:plain
により、3足目が13日経過して歯がかなりちびっていますが1、2足目と違って時速3キロ以上は保っています。あと3日もたせれば4足で最後まで行けそうな計算です。

歩き方は一昨年ひょっと思い付いたんですが、一言でいえば地面を蹴る(踏み切る)動作だけでなく地面をつかんで引き寄せる動作も一緒にやります。歯底の後ろ側を地面にひっかける感じです。単に踏み下ろすよりも着地がブレやすく、また下駄が脱げる方向に力がかかるので足指で台をしっかり掴む必要があります。これにより速さも出るし歩幅もアップします(歯をより前方斜めにして着地することになるので)。歯が短い方がやりやすいので、4足目でもこの歩き方ができるかはやってみないとわかりません。もしできれば靴並のスピードが出せるかもしれません。

明日は寺1つと27キロという3/1以来いちばんきつい行程です。この改良版でなんとか切り抜けたいところです。

写真は今日行った55番南光坊の山門です。あちこちで桜が咲き乱れています。墓地に桜が多いのは「鳥と卵的関係」でしょうか。

一草庵

f:id:cheechoff:20170409204507j:plain
51番と52番の間にある「種田山頭火が最晩年を過ごした庵」に寄りました。放浪を続けた山頭火がようやく見つけた安住の地なのだそうです。

自分は歩き遍路旅に出る前に山頭火の日記を読んで、背中を押してくれる気持ちがしました。

日記の中で覚えている言葉は「歩々到着」という仏教の言葉と、山頭火作だったかどうか「魚ゆいて魚の如く、鳥とんで鳥に似たり」です。後者は意味がよくわからないんですが、唯心論をいっているのでしょうか。

へんろ道シール

f:id:cheechoff:20170409202857j:plain
を、今日寄った浄土寺で会ったおじいさんに託されました。

「はがされてる所に貼っといて」と言われたんですが、勝手に貼るのも気が引けます…ここぞという所で思い出せば使うことにしましょう。歩く間は頭がカラッポなので思い出すかどうかが難しい。

光脈筋?

f:id:cheechoff:20170407220930j:plain
針葉樹の枯れ葉で見にくいですがこの一帯は地面が苔で覆われていました。初夏くらいに来ればもふもふ旺盛が見られるでしょうか。

同じく45番への道(八丁坂の手前)にて。

ここ3、4日雨が続いていますが、雨の久万高原は靄がたちこめて「天空の里」の感じがよく出ます。

ひえー

f:id:cheechoff:20170407215919j:plain
靴ならひょいっと跳び移れる丸岩が一本歯にとっては恐怖です。

「ひえー」と実際言いながらその場の勢いで飛び越そうとしたんですが、踏み切り足が滑って(その後の動きは不明)気が付いたら右足が足首まで着水していました。雨が降っていたので濡れたのはなんとなく誤魔化せました。

44番の横を抜けて45番へ向かう遍路道中にて。この道は往復したんですが、復路では下駄を脱いで裸足で飛び越えました。

まったく、蛇目博士じゃないんだから(古い)。

誰が予想し得ようか

f:id:cheechoff:20170406195250j:plain
このハンドソープを押して中味が真っ直ぐ左目(撮影点)めがけて飛んでくるなんて。

というわけで全く反応できず眼球に直撃し、今朝虎の子の利き目を負傷しました。今日の行程中はずっと涙目で視界がにじんでいましたが、無事に峠越え(ひわた峠)できました。

今も充血してはいますがマシにはなりました。このまま良くなってくれるとよいのですが。

二足目お疲れ様でした

f:id:cheechoff:20170331204454j:plain
3日前に三足目に切り替えました。二足目は12日しかもちませんでした。しかもこんなに斜に構えるようになっちゃって…素直になればいいのに。

こほん。

三足目はもっと長持ちさせます。やっとやり方がわかってきました。①下駄の左右を入れ換える②歩く道の側を変える、の2つを左右の歯の状態に合わせてこまめに(例えば休憩ごとに)やるのです。