51番と52番の間にある「種田山頭火が最晩年を過ごした庵」に寄りました。放浪を続けた山頭火がようやく見つけた安住の地なのだそうです。
自分は歩き遍路旅に出る前に山頭火の日記を読んで、背中を押してくれる気持ちがしました。
日記の中で覚えている言葉は「歩々到着」という仏教の言葉と、山頭火作だったかどうか「魚ゆいて魚の如く、鳥とんで鳥に似たり」です。後者は意味がよくわからないんですが、唯心論をいっているのでしょうか。
3日前に三足目に切り替えました。二足目は12日しかもちませんでした。しかもこんなに斜に構えるようになっちゃって…素直になればいいのに。
こほん。
三足目はもっと長持ちさせます。やっとやり方がわかってきました。①下駄の左右を入れ換える②歩く道の側を変える、の2つを左右の歯の状態に合わせてこまめに(例えば休憩ごとに)やるのです。
小さな川を渡ったあと浜辺を歩きます。下駄なのでもともと裸足の高機動力。
足はすっかり鼻緒焼けしました。