human in book bouquet

読書を通じて「身体へ向かう思考」を展開していきます。

雨宿り中に切削

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何度も作業をやるうちにテクを開発しています。

歯底が小石を噛むので取り除かないとヤスリが傷むんですが、そのついでに削る部分をクジリで蜂の巣状にすると削れやすくなる、はず。

雨の日は木がやわらかくなります。今日は渡し船に乗って計15キロの行程。

白タンポポ

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おとといと昨日同じ宿だったおじいさんが珍しいと言っていました。探しても全然見つからなかったんですが車道そばの縁石に座り込んで休憩していたらすぐそばに咲いていました。

現在は56号をひたすら西へ、高知県黒潮町です。足摺岬には3日後に到着予定、3月中に愛媛に入れるかどうか。

二足目の減りが早いです

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現在高知県須崎市土佐久礼の手前あたりにいます(明日37番岩本寺を打ちます)。今日は13キロの行程なので余裕あり。

修行の道場高知にていろいろと試練を与えられています。二足目になって鼻緒がこすれてできたマメもそうですが、歯の減りが尋常でないです。4、5日前にかえたばかりなのに1/3以上減っていて、しかも両足とも左側が削れて左右を入れ換えて履いても修正がききません。一足目は逆の傾向だったんですが…いちおうこの謎はとけていて、昨日からコーナンで買ったヤスリで力ずくで修正しています。歯が朴の木らしくかなり硬いので(と昨日会った彫り士のへんろさんに教えてもらいました)、力仕事です。歩いてるだけより腹が減ります。

新しい一本歯が届きました

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今日は高知県香南市にいます。

宿に届いた荷物の梱包を解いて感動しました。一本歯の歯はこんなに長かったんですね。自立する姿も久しぶりに見ました。歯の裏がつるつるしていて歩くのがもったいないくらいです。

今日が履き納めだった古い方と比較してみました。
横からの写真でちびた一本歯がどれだけ歩きにくいかがわかるかと思います。台が傾かないと足が前に出ないし、指や足首に余計な負担がかかるのです。重心が低くなって歩行が安定するのが唯一のメリットでしょうか。

とれた宿の位置の都合で明日は早速通常なみの距離を歩きます(28番大日寺を打ちます)。さて、最初から本調子で歩けるかどうか。

今は高知です

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本日14日目、室戸岬をまわって奈半利まで来ました。

下駄の歯の消耗が激しいので新品を調達すべく鉄道で高知市へ向かいましたが、高知県にはないようでした。ネカフェで検索したついでにブログのメール投稿アドレスを調べました。本記事はガラケーからメールを送っています。

下駄は結局今履いているのを買った東京の履物店に宿まで送ってもらうことにしました(クジリを持っているので自分で鼻緒の微調整可能です)。というわけでこの写真の下駄であと二日歩きます(標高430メートルの27番神峯寺にアタックしつつ22キロ歩く明日が文字通り山場です)。平地で時速3キロ出ませんが…これも修行です。

時間と体力に空きがあればときどき投稿します。